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フィジカル・インテンシティ 日本サッカーが初めて世界に曝された みんなのレビュー
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紙の本
フットボール的ニッポン論
2002/02/17 21:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kos-chang - この投稿者のレビュー一覧を見る
サッカーファンはこの手の評論を最も嫌う。自分のサッカー論が正しいと思っているから人の意見は単なる傍目八目に感じるのだ。しかしながら『テニスボーイ・アラウンド・ザ・ワールド』などの著作で世界の一流スポーツの取材経験をもつ村上龍のサッカー論には多くの部分で唸らざるを得ないのではないか。日本サッカー論がそのまま日本人論・日本批判に置き換えて読み取れてしまうところも村上らしくて面白い。
紙の本
コミュニケーション論(サッカー篇)
2002/07/10 01:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本では、サッカーを語っているのだけれども、結局人間が
一人の「個」として確立することで、始めてコミュニケーション
が行える。
よって、日本だからとか日本人だからという閉鎖的な感性でものごと
を見るのではなく、「世界」に「普通」に参加することが重要だと
述べています。
この本を読んで、日本人というより私は、滅私奉公的なことをすれば、
他人に認めてもらえるみたいな組織に依存した所があり、必ずしも個
として確立しているとは言えないと思いました。
サッカーで言えば基本的な技術の訓練にあたると思うのですが、自分の
仕事においても、もっと訓練を施し個人的に力を持つことによって、人
生のいろいろな局面で自分の行き方を選び、生き方を決定できる個人に
なれるよう頑張らなくてはと思いました。
その上で、他者とのコミュニケーションをとっていくことによって、初め
てちゃんとしたコミュニケーションがとれるのではと感じました。
また、この本でも中田選手のことが書かれていますが、村上氏は、中田
選手に、自分の求める理想の「個人」を見つけたのではないかと思いました。
中田選手を通じて個人とコミュニケーションが理解できる本です。
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