紙の本
日本の警察
2000/08/10 00:22
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投稿者:waka - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の警察の現状についての解説書である。現在の「警察行政」を様々な面から平易に解説している。「警察行政」の入門書としては、非常に有益な本である。ただ、欲を言えば現在、日々報道されている警察不祥事に関する分析がもっとあれば良かった。
しかし、それはなくとも、この本の価値は減じるものではない。
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警察官を目指していた頃に読んだ本。ドラマや映画で見る警察と現実の警察の違いが何処にあるかを知るために高校時代に買ってみた記憶があります。当時の自分には色々難しい話も多かったけど、今読んでみれば少し違った発見があるかもしれない。
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戦後の日本警察の「これまでとこれから」。「成人」の定義については面白かった。様々な規制でその境界になる年齢が違うってのはやっぱりおかしいことかもしれない。
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[ 内容 ]
国際化、低年齢化、カルト化する犯罪。
市民との信頼関係を揺るがす警察官の相次ぐ不祥事件。
世界に誇る日本の「安全神話」は終わったのか。
本書は、「あさま山荘」事件など数々の重大事件の陣頭指揮にあたり、内閣安全保障室長などを歴任した「危機管理」の第一人者が、戦後半世紀の日本警察の歩みを自らの体験と重ね合わせて総括する。
時代の大きな流れに、いかに対応していくか。
明治以来培われた「民を護る武官」の精神をいかに継承していくか。
国松孝次前警察庁長官との対論も収録した、必読の書。
[ 目次 ]
第1章 「安全神話」を築いた日本警察の歴史
第2章 犯罪の多様化と警察の課題
第3章 科学捜査の先進国
第4章 交通事故死一万人の悲劇
第5章 暴力団から市民社会を守る
第6章 二十一世紀の「護民官」―国松孝次VS佐々淳行
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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戦後警察の歴史、科学捜査、暴力団対策などを解説。
特に、佐々氏が紹介していた、左翼系の過激団体との攻防を通じて培われた武器使用や正当行為に関する先例の蓄積は、研究の価値があると感じた。
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読み易くわかりやすい警察の話。歴史、課題、科学捜査、交通事故、暴力団、そして21世紀への國松長官との提言、で成り立つ。
読んでいる途中に「リバー」を読んだから、一層リアルに感じた。
私達の安全を守ってくれる「筈」の警察を過信してはいけない。