主人公はあの男の息子
2023/04/09 12:29
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ラフェールの碑」シリーズ、「カラワンギ・サーガラ」の系譜を継ぐ作品。
主人公ルシファードはあのO2の息子。
美貌と軍人にあるまじき長髪、おちゃらけた性格の持ち主がやって来たのは軍内部では左遷先と言われる惑星。
掃き溜めのはずの惑星に漂うきな臭さ。
そこでルシファードは何を成すのか、見守りたい。
まさにまさに「お笑い軍隊もの」
2001/09/05 19:35
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投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
挿絵につられて手に取ったら、笑えて美形でかっこよくて味のある主人公に遭遇。作者様いわく「お笑い軍隊もの」だというこの小説、まさにそんな感じです。シリアスとコメディとの間を行ったり来たりしながら気がつけば続きを探して本屋をさ迷うことに。重くない程度に張り巡らされた伏線がどのあたりで明かされるかも気になります。
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投稿者:由貴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒーローは長髪美形でならなければならない。という作者の言葉通り、今回も主役は黒髪長髪で超絶美形。ノーマルなハズなのに、やたらと男にモテてしまう。
しかも、そのモテ方が体育会系ノリの「アンタについてくぜー!」状態だからとてつもなく可笑しい。1冊に必ず1ケ所は爆笑のツボがあると思います。
副官とのやり取りも、マッドな医者とのやり取りも、それに聞き耳たてる女性たちの態度も見所山盛りなシリーズです。
色気と美貌の男たち
2001/11/10 19:30
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投稿者:うつほ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長髪美形の主人公とその周りを取り巻く美形たち。場所は未来の軍隊。群れ集う猛者どもの中に咲く一輪の花…? かと思いきや、普段は耽美な雰囲気からはほど遠く、ただただ笑わせてくれる。じわりじわりとやってくるのではなく、小気味のいい会話と文章が弾けるような笑いを誘発する。それはもう翻弄される猛者どもが哀れなほどだ。
作者の持ち味である「男の色気と美貌、女の度胸と腕力」がここでも生かされていて、この世界で最終的に(いろんな意味で)強いのは女性である。男たちはてのひらの上。耽美になりそうで、しかし一線を超えないというところも合わせて、読者(特に女性?)の心を見事にくすぐってくれる。
普通は一段高いところに置かれる「美形」という特徴も、彼女らの手にかかればおもちゃみたいなもの。次から次に飛び出す毒舌の嵐は、毒舌であるにもかかわらずものすごくバリエーションに富んでいる。
作中には「喪神の碑」シリーズでおなじみだった懐かしい名前も見られる。ギャグ要素は減るが、シリアスな部分との兼ね合いが面白いこちらもおすすめ。重版もかかり簡単に手に入れられるようになったのであわせてどうぞ。
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投稿者:ひろせ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりえらそうなことは言えないのですが、著者の今までの作風とは少し違った感じです。超絶美形達の行進する耽美チックなストーリー。
それなのになぜ主人公この性格?学生時代寮で声を殺して笑ったものです(隣室だった人々ごめんなさい)。笑いに飢えている婦女子へオススメします。
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人前では読まない事をお勧めします。表情を消すのに失敗する確立が高いので、傍から見たら怪しい人です。腹筋が弱っている時に読むのも止めておいた方が賢明かと思います。
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あくまでもワタクシ的な読みどころ。
□その1
よくよく設定や登場人物の背負う過去や傷をみれば、かなりシリアス
なのに、どうしてこんなに愉快なのだろう。ふと首を捻ってみる。
と、それは主人公が超絶に愉快さんだからだった。
しかしそれだけでは普通軽くなりすぎてしまうが、そこは津守さんの腕。
骨太で緻密な背景が、この物語の奥行きを担っている。
過酷で汗臭さの滲む軍隊が、とても魅力的に思えてくるから不思議だ。
□その2
主人公・ルシファの両親!
「喪神の碑」「カラワンギ・サーガラ」とリンクするこの作品で、
よもやあの人がルシファの母親だったなんてっ! と驚いた人も
多いはず。そういうアタシも、ビックリだったさ。
しかし反面、なるほどと納得したのも事実。
マリリアード大好きだもんな、奴は(笑)
□その3
いろんな意味でもの凄い二人を両親に持った不幸の男・ルシファ。
親譲りの美貌と、いったいどっちに似たんだか・・・の抱腹絶倒な性格
からしばしば見舞われる男難女難の数々。
女性だけならいざ知らず、無自覚に次々と部下や同僚をタラシていく
様は、副官のライラに「男タラシマン」と命名されるほど。
本人は鬱陶しがって手酷く足蹴にしようと、胸を抉るような罵詈雑言を
浴びせようと、崇拝者は増えこそすれ減ることはない。
いたってノーマルな性癖の持ち主である彼には、かなり気の毒だ。
―――合掌。
□その4
ここで注意を一つ。
公共の場では、決して読んではいけない。
基地内発行のホモエロ小説雑誌・PHに笑死寸前のルシファの如く
一度噴き出したが最後、うふふっなどという可愛らしい笑いで済まされ
ないのがこの作品の怖いところ。
人目を憚っていてさえも、腹を抱えての大笑いは必至。
通勤・通学の電車・バス内、病院の待合室などなど、ちょっとの時間
潰しになどとうっかり読むのは危険だ。そこはぐっと我慢して、急ぎ自分の
部屋なり一人になれるところにこもり、じっくりとその世界に浸ることを
オススメする。
いざ禁断の世界へ――― (違うだろう)
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宇宙の片隅の貧乏基地へ規格外の英雄がやってきたことから平和が崩れていく。という感じですが、内容はシリアスではありません。文章も綺麗だし、内容も面白いので、ついつい何度も読み返してしまう大好きな一冊です。
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私がこの人の作品で最初に読んだのは「やさしい竜の殺し方」(…殺し2連続!!?)で、ハマってしまったんですね。これは他の作品も読まねば!!と思い次に読んだのがコレ。またもハマっちゃいました☆
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テンポがよくて読みやすい。ギャグも非常に面白い。
が、主人公の設定が行き過ぎていてご都合主義を感じないでもない。総体的には好評価を下したいが、導入で引っかかる部分があったのは否めなかった。
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どこか変わっていて有能で、ちょ〜かっこいい兄貴な性格の超絶美形ルシファーさんが宇宙の果てに左遷された先での物語。
美形率高し。
BLの様でギャグ。要カバー。現在11巻まで発売中。
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「男って生きものは、みんな遺伝子にホモの因子を持っているのよ」
宇宙軍ホモラブコメ(間違っていないような気がする)
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真面目にやったら難しい(少女界ではなおさら)スペオペ系とか、軍隊とか、オヤジ愛とか(笑)を、今の時流にあわせてハジケさせた作者様カイシンの一撃だと思います。もー笑う笑う。でもやはり根本は「喪神」の頃と同じだと思うのです。大好き。
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人前では決して読んではいけない本…(笑)
よっぽど無表情か、無感動な人でなければ、必ず笑いの波に呑まれる…気がする。そんなSFギャグ。でも話はしっかりしてるので、遅々とした展開でも楽しい。
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三千世界の鴉を殺し
■辺境のカーマイン基地に新任の大尉がやって来た。ルシファード・オスカーシュタイン―。軍情報部の大物将校を父に持ち、最高勲章三つを胸に飾るこの男は、だが、すこぶるつきのトラブルメーカーだった。誰もが息を呑む凄絶な美貌、そして男も女も惹きつけてやまない奔放闊達な性格。その彼が絶滅した蓮莱人の生き残りである"ドクター・サイコ"サラディンと出会い、運命の物語は始まった!!辺境の惑星を舞台に、遠い未来の伝説が開幕。
■読む上で注意書きが必要だと思います。
公共の場所及び知人の傍で読んではいけません。
間違いなく変人だと思われます。
だって、どうがんばって抑えても腹かかえて笑うこと間違いなし。
ありえないぐらい笑います。思い出し笑いもします。
そういう意味で非常にやっかいな作品です。
このギャグについていけない人にはきついかもしれませんね、(個人的にこれを笑えない人がいるなんて信じられませんが)
CDからはまったので何も考えずに10巻までいっきに購入。
時々、本気で笑い死にしちゃうんじゃないかって思います。
呼吸困難になること間違いナシ☆
生死の境をさまよいたいかたは是非vv