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あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま みんなのレビュー
- イ ヨンギョン (ぶん・え), かみや にじ (やく)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:福音館書店
- 発売日:1999/11/06
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絵本
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紙の本
家庭科のはじまる5年生にも
2014/02/15 11:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:HAHA - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔ながらのお針箱が欲しくなるような絵本です。
お針の7つ道具、ものさしふじん、はさみおじょうさん、はりむすめ、いとねえさん、ゆびぬきばあちゃん、のしごておとめ、ひのしねえや。
それぞれの自己PRはなかなかのプレゼンテーションでおもしろいところ。
シンプルなストーリーで、ひとりひとりが大切な一員、という大事なメッセージがすんなり伝わる絵本です。
紙の本
「あかてぬぐいのおくさん」の7人の仲間とは一体何でしょう。民話のようなお話と美しい絵を見ながら、幼い子どもたちとお隣の国、韓国を知るための絵本としてお勧めの一冊です。
2004/12/04 20:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、韓国に「あかてぬぐいのおくさん」と呼ばれている針仕事の上手な奥さんがいました。「あかてぬぐいのおくさん」がうたたねをしたすきに7人の仲間達が「うちの おくさんが おはりが じょうずなのは なんといっても わたくしが いるからですわ」とそれぞれ主張し始め、けんかを始めました。そのけんかの様子がかわいいこと、こっけいなこと、何とも言えず笑いを誘います。
「あかてぬぐいのおくさん」が7人の言い争う声にめざめて、「いちばん えらいのは この わたしだよ」と大声で言って、7人の仲間達を乱暴に箱の中に放り込みました。
さて、この7人の仲間とは、一体何でしょう。とっても小さな仲間から、少し大きな仲間までいます。最後に、7人の仲間と「あかてぬぐいのおくさん」が一緒に針仕事をする様子が描かれていてほっとします。
民話のようなお話と美しい絵を見ながら、お隣の国、韓国が身近に感じられました。韓国の部屋の様子、民族衣装、お針箱、引き出し、枕、小物類など、美しく描かれています。絵本のサイズも大きく、言葉も簡潔で、分かりやすい絵本です。幼い子どもたちとお隣の国、韓国を知るための初めの一歩になりそうな絵本としてお勧めの一冊です。
紙の本
かわいいお裁縫道具たちの声を聞いてみませんか?
2005/08/12 22:25
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とってもかわいいお話。
お針の得意なあかてぬぐいのおくさんが、うたた寝をしてい時、お針の道具たちが「私が一番」と自慢比べを始めます。
道具たちの名前がまたいい。
「ものさし婦人」に「はさみお嬢さん」
「はり娘」に「いと姉さん」
「ゆびぬき婆ちゃん」に「のしごて乙女」
そして「ひのしねえや」
それぞれの特徴がでていて、思わずにっこりしてしまいそう。
でも結局、目の覚めた赤てぬぐいのおくさんに、
「えらいのは、この私だよ。私のうでがいいからお前たちも自分の役目を果たせるんじゃないか。」と怒られて、みんなしょんぼり・・・。
でも、「ひとりひとりが大切、誰かひとりでも欠けたら、お針は出来ないのに」と気がついたおくさんがみんなに謝ります。
そしてみんないっそう仲良くなって、お針に励むようになると言うお話です。
韓国の絵本なんで、家の中の家具とか、
色彩とかがアジアンなんです。
道具さんたちは、民族衣装を着てるし・・・。
世界のいろんな絵を見るのも楽しいです。
お国の暮らしぶりを少し覗けますし・・・。
よみきかせで子どもたちに読んだ時、
道具たちが自慢比べしている時に何ページかに渡って、
奥さんが寝ている顔が少しづつ変化しているのに
気づいた子もいました。
あまりアジアの本は、知らなかったんだけれど、
コレを機会に、敬遠せず読んでみようかな。
子どもたちにも、いろんな国の絵本が紹介できたら
いいなぁと思いました。
紙の本
自身の技術に自惚れず、技術を担う道具を大切にせよとの訓戒
2021/10/13 08:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
おはりの得意な女性と、針仕事に欠かせない道具たちのおはなし。手仕事と道具の大切さを感じられる。
紙の本
思わず声に出して読みたくなる韓国の絵本
2000/07/19 19:18
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投稿者:植村わらび - この投稿者のレビュー一覧を見る
おとなりの国、韓国から楽しい絵本が届きました。針仕事の上手なあかてぬぐいのおくさんと、おくさんを助けて働く7人の仲間たちのお話です。おくさんがうたたねをしている間に、7人はそれぞれ、「おくさんが針仕事が上手なのは自分のおかげだ」と自慢をはじめます。ところが、それを聞きつけたおくさんが怒りだしてしまい……。
7人の仲間って、なんのことか想像できますか? 実はお針の7つ道具のことなのです。7つの道具は7人の小さな女の人として表わされていて、それぞれのキャラクターがくっきりと描かれています。背の高い「ものさし夫人」、気の短い「はさみお嬢さん」、皮肉屋の「針娘」、おしゃれな「糸姉さん」、小粋な「指ぬきばあちゃん」、年の若い「のしごて乙女」と「ひのし姉や」——みんな生き生きとしていて、声に出して読むと楽しさも倍増です。
そんなわけで、最初にこの絵本を手に取ったとき、読み聞かせにぴったりだと思いました。実際に人前で読んでみると、大判の作りも、動きのあるページ構成も、わかりやすい内容も、いっそう魅力を増し、期待した以上の手応えがありました。また同時に、チマチョゴリや小物の色の鮮やかさ、お針の道具、裁縫箱や家具に施された様々な細工のすばらしさなど、すみずみまで楽しめる絵本でもあります。
韓国がぐんと身近に感じられるおすすめの1冊です。
(植村わらび/やまねこ翻訳クラブ)