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普段小説とかは全然読まないので、江國さんの本はこれしか知らないけれど…何となく本屋さんで開いたこの詩集は、忘れかけた「子供の頃の感性」みたいなのを思い出させてくれた。胸がちょっとチクッとするような切なさ。少女の気持ちを呼び覚ましたい時に。
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「無題」
どっちみち 百年たてば 誰もいない あたしもあなたも あのひとも
この人結婚しているらしいけど
恋しているのかな。
ほんと微妙な詩が多い。
妻という響きは消しゴムと同じ響きだってよ。う〜ん・・・
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ずっと読もうと思っていた詩集。綺麗な響きが多いけど、ところどころにサクッと落とし穴がある感じ。淡々とした感じ。単純に面白いとも思えるし、そうゆうつなげ方もあるかぁ!とも思ったりもした。わざとひらがなばかり使っているのがちょっと疲れる。
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「五時の鐘が鳴ったらうちに帰ることになっていた。/遊んでいても楽しくても帰りたくなくても。/心のどこかで私はいまでも鐘を待っている。/いつも誰といてもたぶん。」
分かる分かる。
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深夜あなたはそこにいて 私はなぜかここにいる 犬なら遠吠えするのに 小鳥ならとんでいけるのに 猫なら家をすてるのに ―――本文より抜粋―――
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さらりさらりと軽く書かれているように思えて、さらりさらりと読んでしまえるが、
本を閉じた後に、不思議にざらざらとした感触が残る。
それは、この本のなかの言葉が、自分のこころをひっかいたしるしだ。
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すみれの花の砂糖づけを食べると、わたしはたちまち少女にもどる
あのころあーだったなぁという感覚を味わうなら
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この詩集は大好きです。最初、図書館で借りただけでしたが、江國さんの良さがこの一冊に凝縮しているので、彼氏に誕生日プレゼントとして頼んで買って貰いました。江國さん好きは元より、全ての女性に読んで欲しいです。表現の良さがたまりません!
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タイトル通り、甘ったるい詩が多いように感じました。
ちょっと読んでて照れてしまうような・・・なのですぐに図書館へ返却。
でも、嫌いではないです。
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そのまま、歌の歌詞にできそうな
リズムのよさ
詩の中で使われるモチーフが
的確なデッサンをみるような気持ちになります。
______
うしなう
私をうしないたくない
と
あなたはいうけれど
私をうしなえるのは
あなただけだよ
遠くにいかないでほしい
と
あなたはいうけれど
私を遠くにやれるのは
あなただけだよ
びっくりしちゃうな
もしかして
あなた
私をうしないかけているの?
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・アマゾンの評価は相当低いのだが、自分は好き。
・買った場所まで覚えてる。なぜか高田馬場の駅前にあるbig boxというビルの中の本屋。なぜか滅多に行かない馬場で飲み会があって待ち会わせ場所だったと思う。ちなみに、飲み会の事は全く覚えていない
・夫婦の話とか不倫らしきシチュエーションの話とかあるけど、
一番好きなのは一番最後の作品。
・手元に本がないので引用できないんだけど、
「100年後には誰もいない あたしもあなたもあの人も」みたいな内容。100年後ってあたりが、不倫の行き詰まった感じを良く表してる
・自分が歳をとって結婚したら、リアルさが理解できるようになってきた
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わがままで奔放で、それでいてがんじがらめで。
この上なく女、だ。
でも共感してしまう。
ちょっと悔しい。
ただ、小説とかエッセイの方が江國の良さはひきたつなと思った。
ちょっと陶酔気味というか、気取ったかんじ。
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透き通ったことばたち。ひとつひとつの詩が心の奥に突き刺さるような感じがした。そばにおいておきたい本。
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酸いも甘いも全て
すみれの花の砂糖づけにできる江國さんは
可愛くて聡明で素敵な女性だなぁと思いました。
優しく染みます
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さっきまで
『年末やることリスト』を作成していた私は、
この
貴重な<時間>を分け、線を引く作業に些かうんざりしていた。
(はーーーーっ・・・。)
いまだ片付けてないクリスマスツリーをちらっ、と気にしながらも
結局
本に手を伸ばす。
可愛らしいお菓子みたいに小さな詩。
ぽいっ、
ぽいっ、
と、次々頬張りたくなる美味しい詩。
ふわふわ、と
人が引いた時間をわける線を飛び越えて、
自由に行き交う感性に癒され、
(正月にツリー・・・)もありかな、と思った。(^^:(ないか。)