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白馬に乗った王子様とストーカーとは、どう違うのか?
犯人がものすごく分り易かったけどサスペンスとしてだけでなく、楽しめる作品でした
カナリヤ~を読んでいないと話は分かりづらいかもしれない
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図書館の返却棚に、カナリヤシリーズ第2弾がある! シリーズ第1弾は自分の読みが浅く、ちょい反省してたとこだったので早速借りました。今度は場面をイメージしたり、展開をいろいろと想像しながら。
ストーリーは自体は「やっぱ、そうやったね」で、特に残るものはなく終わりました。
でも、力先生みたいな整体師さん、欲しいな~
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『カナリヤは眠らない』の続編です。
前作同様、整体師の合田先生と、そこに通う患者さんで編集者の小松崎君が主人公。
今回は自分の殻にこもりがちで、かつストーカーに狙われた女性のお話。
その女性を合田先生が、体と一緒に心もほぐします。
何かエッチィ感想みたいになりましたが、健全な本です。
女性が住むアパートが隣の人同士で仲が良くてうらやましいです。
合宿みたいで楽しそう。
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カナリアの続編みたいなpart2みたいな!
また苦しんでる女の人がいて
その人の目線で見た世界が
描かれてるんだけど
この女超うざいwって思うw
でも魅力的な女の人も描かれていて
それに翻弄されてる男の人とかw
うん、好きだ!
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対人関係、、、特に男性に対して臆病な女性が、隣人や整体師とふれあい少しずつ自分の意志で問題に向かい合う。
文中の会話が関西弁なので、テンポがいいですね!
ハラハラすることはありませんでしたが、その分落ち着いて読むことができました。
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整体師シリーズの続刊。
内容的には前作の方が好みですが、相変わらずおもしろくて一気読み。最初は主人公の考え方や行動にイライラしたけど、後半はむしろカッコ良く見えた。このシリーズまた、出て欲しい。
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合田接骨院シリーズ続編(1作目は「カナリヤは眠れない」)。シリーズレギュラーの合田、小松崎、恵&歩姉妹について一応説明はありますが順番に読んだ方がいいと思います。説明不足とかじゃなく、彼女らの心の病、恋愛についてはメインストーリーに違いないんですから。
弟が「出来ちゃった婚」のため実家に住むことになり、突然一人暮らしを余儀なくされてしまった久住梨花子。選んだのはレディースマンションだったのだが、隣人はおおらか過ぎるホステスの礼子、マイペースで毒舌のイラストレーターの早苗で最初の出会いは最悪だった。しかも管理人は頼りなげで胡散臭い若い男性。不安は拭えずとも仕事はしなければいけないのだが、職場の本屋でも後輩とのぎくしゃくとした関係や上司らの対立関係がありストレスは重なる。そんな中、梨花子はマンションの郵便物が何者かに見られていることに気付く…
書下ろしのサイコミステリーです。
『ストーカーと王子様の違いって、なに?』
これが主題ですが、答えは『違わない』。どちらも一方的に女性を見初めキスしたり攫ったり…相手の気持ちなんて考えない男ばかり。(白雪姫なんて死体愛好者だよ?)言ってみれば、違いなんて財力と容姿くらいなもんなんです。『王子様』の幻想なんてそんなもの。
主人公の梨花子は大人しくて真面目で優等生…でもそれは臆病の裏返し。大人しくしていれば誰かが守ってくれる…そんな幻想(力先生は「罠」と言ってますが)に陥りかけていた。それに気付き、否定し、たたかうことを決意する。いつの間にか出来ていた心強い友人とともに…。
うん。そうだよ!たたかわなきゃな!という気持ちにさせてくれる作品です。
もちろん気付かせてくれるのは力先生。肩こりも腰痛も、そして心も解きほぐしてくれるなんて…。先生…私のところにも往診きてくれませんか…!! 私は治してもらう気、満々ですゼ?(いや本当に施術の描写が気持ち良さそうで、小松崎クンがうらやましい…)
一方、前回からちょっとはイイカンジになっていた小松崎クンと歩ちゃんですが、まだまだ波乱含み。でも苦しみながら少しずつでも歩こうとしていく歩ちゃんを、まっすぐに好きでいられる小松崎クンは偉いと思います。道のりはまだ長いけど、きっと大丈夫。手作りサンドイッチの描写が素敵に泣けます。
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整体師シリーズ2
面白かった。
主人公に言った力先生の「臆病は悪いことではないが、臆病でいれば守ってもらえると思うな」
的なセリフはまさに自分に言われてる!と思った。
自分の幸せは自分次第なのだ。
力先生に診てもらいたい…
謎解きが前作より驚きは薄かった。
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面白かった。不思議な力を使いこなす(?)整体師をうまーく使っているし、登場人物の心理描写がとてもうまい。
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生真面目な性格の書店員の梨花子は、マイペースの弟が学生の身で授かり婚して実家で嫁と新生活を始めることになり、気が進まないまま実家を出ることに。女性限定で探した引っ越し先で両隣になったのはホステスをしている気のいい礼子と、歯に衣着せず初対面でもズバズバ物申すイラストレーター早苗。まったくタイプの違う二人に挟まれ、最初は翻弄されるのですが、次第に打ち解け、風変わりな半共同生活にも慣れてゆきます。タイトルの「茨姫」は眠れる森の美女のことで、ハッピーエンドということになっているけど、勝手に追いかけてきてキスで起こされて、、、これってストーカーとどこが違うの??という問題を提起するキーワードです。整体師合田のシリーズなのにいつものメンバーがなかなか出て来ない、、、とじれましたが、合田もちょっと頼りない編集者の小松崎も恵と歩の姉妹ももちろん健在。姉妹の事情も明らかになります。根深いんだろうな、と思っていましたがやはり、、、。とはいえ読後感はしごくさわやかです。今後も楽しみなシリーズ。面白かったです。
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この整体師のシリーズ、謎が深まっていき一気に解決するのですっきりしますね。
そして一作目に続き本作はより、恋愛色が強くなっているように感じました。
歩ちゃんと小松崎氏との関係にそわそわ…。
本作のテーマはストーカーでした。
ストーカーらしき人物が引っ越したばかりの女性の郵便ポストの中身をあけて物色しているらしいというところから事件は始まります。
ゾッとするような事件が起こるわけではないのですが、この男性もあの男性もあやしく感じられてしまって、結局誰が犯人なのよ?!って気になり、一気読み。
力先生、相変わらずいい雰囲気を醸し出していて好きでした。
このシリーズ、もっと続くといいなぁ。
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気持ちが暖まる。まるで心が整体を受けているように。
近藤史恵の合田力シリーズ二作目。整体師が探偵役というのも一風変わっていて楽しいが、訪れる患者たちをとりまく問題が現代の病理の一端なので、興味深い。
前編と同じく、はっとさせられる言葉がたくさんある。
「世の中がこんなに複雑になったら、軽装じゃ生きていかれへん人間のほうが多いんちゃうかなあ。もし、自分に合った鎧と武器があって、それで強くいられるんだったら、それで充分やと思うで。もちろん、その鎧や武器に振り回されているようではあかんけどな」
そして魅力的なキャラクターの数々。
心に病を負っているけれど、健気に生きる合田接骨院の受付譲である姉妹に私も惚れてしまう。
癒やしという言葉はあまりに使われすぎて、本当はあまり好きではないが、確かに癒やされるのだった。
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読みやすく、読んでいるだけで自分も体をほぐしてもらってるような気分になる整体師シリーズ。
スタッフ姉妹の過去も分かり始めて、今後の展開も気になります。
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私にはゆるい内容でした。何かでサスペンスとして紹介されていたのですが、私のイメージとは違っていました。
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帯にも書いてあるけれど、この一文がすごくツボ。『王子様のキスで呪いが解けて幸福になった。もし、それが、ストーカーのキスだったら?』