紙の本
心理ホラーミステリー
2016/02/22 18:43
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投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャンルは心理ホラーミステリー。吉田秋生先生の作品はこの作品に限らず男女ともに楽しめるからもっと多くの人に読んでもらいたい。
紙の本
ミステリアスな転入生
2001/11/01 23:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
トロくて男性恐怖症ぎみな女子高生・由似子のクラスに美女・叶小夜子が転入し、男子達は色めき立つが一癖も二癖もある女だった…。バナナフィッシュの主人公・アッシュの女版といった感じで強く、ミステリアスな雰囲気をもつ小夜子が不気味でカッコイイ。
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吉田秋生が描く思春期はいつも切ない。
表向きはおどろおどろしい作品なんだけどね。青春幻想ロマン、という帯のコピーは当たってるようななんだか少し違うような。
上手い言葉が見つからない。
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私が最初に読んだときには、自分の立ち位置と、自分自身を確認して生きるというのはシンプルなことでありながら難易度が高く、そして実行できた時には大きな結果をもたらすのだなあ、と思いました。観点変かも。女の人の生き方が描いてあります。
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「男の「防御」と女の「防御」はちがうのよ」(248p)
女の「凄さ」がじわじわと伝わってくるような、そんな話。怖いです。しかし小夜子のように小気味よく(もしくは残酷に)男に「攻撃」できる女も早々いない、と思うのですが。
自分が美人じゃなくて良かったかも、とおもわせる作品です。
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僕にとってBest1のマンガである。学園が舞台であるが、ホラーでもあり、ミステリーでもあり、サスペンンスでもあり、青春ものでもあり、人間ドラマでもあり…。
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文庫本。全2巻。
吉田秋生作品の中では一番好きな作品。
私の中で「妖しい魅力の女」という設定が最も説得力あるのはこの作品の小夜子です。
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小夜子の評価って男の目と女の目からではぜんぜん違うと思う。
映画が見たい。鈴木杏ちゃんが小夜子役ということだけど栗山千明のほうが迫力美人の小夜子のイメージ。六番目の小夜子のときみたいな。でも、杏ちゃんも美人!
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この著者の学園ものは『櫻の園』といい、今読んでるのはもしや文学じゃないのか、なんて思ってしまう事が時々あります。
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纏う空気が他とは違う。女という生き物。妖しく艶やかで、怖ろしい。それでいてどことなく哀しいのはなんでだろ。
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何が正しくて誰が悪くてどうすればよかったのか..それが未だにわからないです。
何度も読んで何度も考えたいです。
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凄まじいまでの美貌を持つ転入生・小夜子による、男の「性」への復讐劇。
小夜子の印象は読者の性差によってかなり異なってくるのではないだろうか。
由似子を中心とする普通の少女たちと、自身の美貌や性犯罪被害や家庭環境によって日常性を外的に剥奪された小夜子との対比が物悲しい。
また、小夜子をイメージしていると思われる能面の装丁が美しい。
能面の表情は身のこなしによって喜怒哀楽すべての感情を表現できるよう作られているという。読み終わった際、この能面からどういった感情を読み取るだろうか。
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天女の末裔と言われる叶家の跡取り娘で、恐ろしいほどの美貌をもつ小夜子が街に帰ってきたのを機に、小夜子と叶家の財産を狙う遠野家が繰り広げる陰謀、事件を描いた心理ホラーミステリー。
「海街diary」がおもしろかったので、同作家の過去の作品を。青年マンガのような印象。
吉田秋生(あきみ)と読む。
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女はね、血なんてこわくないのよ
だって毎月血を流すんですもの
この台詞にがーんと来た。
女に生まれただけでいやでも背負ってしまうものがこの世には確かにあるみたいだ。
私は小夜子のように美しくないので背負うものは多分少なくて済んだのだけど。
こわくてくらくてきれいでなんども読み返してしまう漫画だ。吉田秋生の漫画はすごいや。
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怖いというか小夜子のどこまでが計画的なのか、彼女には何か不思議な力があるように思える不思議さ・・・そういうのが独特の雰囲気の世界を作り出しています。