紙の本
双子の姉妹
2015/06/04 22:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ顔同じ身体ずっと同じだった姉妹が同じ男を好きになり一人は成就し、一人は失恋。
その日を境にずっと同じだった二人の人生が大きく別れていく。
以下ネタばれあり
私は完全に流水派でした。
作中の流水の台詞「辛い時に助けてくれる手が、あんたにはいつもあったじゃない!」
「あんたは愛情、素直さ、すべてを持ってる、だから世界くらいはあたしが手に入れる!」
絞りだすような言葉に胸が痛くなります。
流水が本当に欲しかったのは克行さんの愛だけだったんですね。
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少女漫画のホラー・ミステリー・サスペンスを描かせたら右に出るものはいないだろう、という篠原千絵さんの長期連載シリーズの1つである「海の闇 月の影」の小学館文庫です。私はこの「海の闇 月の影」の連載で初めて篠原さんを知ったのですが、今でも篠原さん作品の中では1番好きです。
この作品のラストは衝撃的。是非1巻から通して読んでみて下さい。
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篠原作品で 一番好きな作品です。
読み始めた当初は本当に怖かった!
でも次第に、それぞれの登場人物の心情がわかり、のめりこんでいきました。
長い戦いの終わり、最終回は衝撃的でいてめちゃくちゃ切ないです。
読んで損なし! オススメです!
(密かにオリジナルビデオ化されてましたが そちらはかなり中途半端)
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ワタシの好きな双子ちゃんの話。流水と流風は仲の良い一卵性双生児。外見はそっくりの二人が好きになった男性は流風を選んだ。ある日感染した古代ウイルスによって、それまで優しかった姉・流水が自分の欲望を満たそうと妹・流風を狙う・・・。人間の欲をうまく描き上げた作品だと思います。
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双子が好きでした^^逆にあの彼氏すごい邪魔に思ってました(笑)あいつさえいなかったらもうちょっと変ってたかもな〜。少女漫画でありながら、みんな元に戻ってハッピーエンドなんてありえません。双子の片割れがもう一人を殺す最後はなんとも悲しいですね。
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篠原先生の作品の中で一番のお気に入り。ウイルスにより、正反対の性格になり、敵対することになった双子のお話。全11巻。
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一番最初に出会った篠原作品で、かつ一番怖くておもしろい!
超能力を得た双子が善と悪に別れて戦う!
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読んだのはきちんとしたコミックだったけど、これまた画像がないので渋々。これは良く出来た作品でしたね。ずっと持ってたけど引越しのときに捨てちゃった後悔が後を引く。
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双子がとあるウィルスに感染し不思議な能力を身に着けてしまい、そこから仲の良かった二人の色々なものが壊れてゆく様をホラー要素をほどよくちりばめて描いている。ゾクっとするシーンの描き方はさすが篠原千絵です。物語は二人だけにとどまらず、やがてそのウィルスの力を利用して一方は自分の思う世界を作ろうと、一方はそれを止めようと奮闘する。最終的にはばらばらにされたそのウィルスの処方箋をいかに相手より先に集めるか、と互いに奮闘する。が、私はこの話の最後はあんまりだ・・・と思いながらもこの作品が好きだったりする。次から次へとよくアイデアが尽きない篠原千絵には感心する。
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本当にそっくりな双子の絵を見たことがなく、また表紙がえらく怖かったので、習い事の先でこわごわ読んでいました(笑)
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主人公は仲の良い双子の女子高生・流水と流風。
ある日陸上部の仲間と出かけた先の洞窟で、未知のウイルスに侵されてしまう。それは人体と精神に恐ろしい変化を与えてしまうウイルスだった。
同じ男性を好きになってしまったことによって齎される悲劇。想いの通じた流風は善の心を持ったまま、想いの届かなかった流水は殺人をも厭わない冷酷残忍な性格へと変貌してしまう。
一巻ではひたすら流水の変貌ぶりに驚愕する。何故こんなに凶暴に? 何故あんなにも仲の良かった双子が殺し合うことに?と。
逃げても気がつけば傍に居たりする流水の表情の恐ろしいことと言ったらない。爬虫類を思わせる目や口の描写は、背筋を凍らせるのに充分だ。
息を吐かせないストーリー展開と共に、流水の怖さに慄く。真夏に一気読みしたくなる、そんな思い出の漫画。
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夢のような恋の成就、それがすべての悲劇の始まりだった。双子の姉妹・流水と流風。同じ顔、同じ心、そして同じ相手を恋した2人。だが、憧れの先輩・当麻克之から恋の告白をうけたのは流風だった。その週末、2人は古代の墳墓で事故に遭うが、奇跡的に生命をとりとめたとき、流水には邪悪な魂が棲みついていた…。運命に引き裂かれた双子姉妹の恐怖と愛に満ち戦いを描く、篠原千絵の長編ルナティック・ミステリー。
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初めて読んだのは小学校の時だったけど、その時は普通にホラー漫画だと思ってた。でも、就職してから読み直したら全然違ってた。すごく切なくて、ラストはほとんど泣いてたかも。見る年齢って重要だなと思った。
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実際は文庫版じゃない方を全部集めました。
本当に綺麗で怖くて儚くて切ない双子の話。
大好きです!
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途中からはやや冗長な感じもありますが、ラストが良かった。泣ける。ややエロだったり、ややホラーだったり、篠原千絵の世界観全開って感じ。