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ゴーマニズム宣言の原点
2020/03/18 18:33
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投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
実は、ゴーマニズム宣言シリーズの中で、ゴーマニズム宣言の初巻が一番面白いかも。
話も多方面に亘っているし、おこっちゃまくんも面白い。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
思想・言論界のみならず、日本社会をリードし、動かし続けてきた「ゴーマニズム宣言」。二十世紀最後の十年間はまさに「ゴー宣」の時代だった。直観知の巨人・小林よしのりが放つ全四十八章には、差別、宗教、個と公、国家、戦争…のちに社会現象を巻き起こす様々な主要テーマの萌芽がすでに見てとれる。神話の幕開きを飾る第一巻、待望の文庫化。
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ふと、読んでみた。
かなり前(92年)に連載されていたものなので、話題について今更どうこう、という感想はないけれど、こういう勢いって、すごいと思った。
主張内容はどうあれ、こうやって、毎週、熱く主張を書いて行ける…という点に、尊敬。
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人気マンガ家の著者が、政治や思想などの領域に殴り込みをかけ大きな反響を呼んだ『ゴーマニズム宣言』と、その前身となった『おこっちゃまくん』を収録しています。
差別問題やHIV訴訟など、その後著者が真剣に取り組むことになる問題も扱われています。なお、「個人主義からの出発」というタイトルが付された「まえがき」で、著者自身がその後保守の立場を明確にとるようになった経緯について語り、本編の思想的立場から相当にへだたったところまで進んでしまったことを説明しています。著者の思想の変遷をたどってみたいという読者には興味深い内容なのではないかと思います。
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もはや漫画を超えた漫画と云われるまでになった『ゴーマニズム宣言』の記念すべき第1作。
現在の『新・ゴー宣』のように一本軸となるテーマについて1冊丸々費やすのではなく、週間連載の編集本であり、各回毎回テーマが違うというエッセイになっている。
作者も冒頭で云っているようにまだまだ思想的に甘く、快刀乱麻の口撃振りで諸々の問題・矛盾を一刀両断とまでは行かない。しかし先の『差別論スペシャル』にもあったように後々の片鱗が垣間見えるのが興味深い。