紙の本
どこかで見たような人たちが……
2002/07/31 23:04
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投稿者：木野下 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品には、どこかで見たような人たちがたくさん登場しています。
まずは、主人公のあ〜るくん。彼は、ある天才科学者によって誕生させられたアンドロイドなのです。科学者があ〜るくんを作った目的は、一に息子とそっくりのアンドロイドを作るために、二には世界を征服するため。息子にそっくりというのは、手塚治虫の『鉄腕アトム』にそっくりです。アトムが世界を守るために戦う存在であるのに対して、一応は世界征服を目的とするあ〜るくんは、正反対の存在となっています。
まぁ、要するに、パロディなんですね。
アニメのパロディマンガから、プロの作家としての１歩を踏みだした、という風に僕はゆうきまさみのことを理解しているのですが、上記のことから考えると、どうやら間違いではなさそうです。
他のキャラクターたちの中には、アトムのような創作上の存在ではなく、実在の人物にそっくりな人たちがたくさんいます。落語家や個性的な俳優など、有名な人たちか、知る人ぞしるといったマニアックな人たちまで。
マニアックな存在の人たちは、ゆうきまさみが個人的に友人として付き合っている人物たちばかりのようです。１巻には、パトレイバーやガメラの脚本家、伊藤和典が登場しています。今となっては有名ですが、それでも知る人ぞしる存在であることには違いないでしょう。
作中には、写真部、文芸部、マンガ部といった文系のクラブ活動が登場します。そして、サバイバルゲームというものまでが。今となっては、それなりに知られているような気がするんですが、当時の子どもたちはサバイバルゲームのことを知っていたんでしょうか。
こういった知識から漂うのは、マニアっぽさ、オタクっぽさです。もしかすると、このマンガによって、ゆうきまさみによって、マニアであることに気恥ずかしさを持たなくてもいい、マニアであることを面白がれるようなメンタリティが形成されているかもしれません。僕はマニアなんだよ、他の人が知らないようなことを知っているんだ、というような。
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人生で「こんなに笑ったことはかつてなかった」と思わされた漫画。おそろしいことに、同じあーるファンの友人と全くタイムラグなくあーるの重箱のスミをつつくような会話が出来る。
すさまじい洗脳をされた（続けている）一冊です。
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昔懐かしい部活動の楽しさや、当時の妙な連帯意識を取り戻させてくれる、お気楽極楽コミック。知る人ぞ知るネタの宝庫です。
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終わり方はイマイチなんだけど
テンション高い学校生活いいわー。
お米好きのアンンドロイドってどうよ
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高校時代にハマり、サンデーコミックス版をいまだに大事に持っています。
ある意味、ものすごいカルチャーショックを受けた作品（爆笑）。
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きっと女の子でも楽しめると思う。面白い。とにかく面白い。ずれているけど、そこが面白い。キャラが面白い。息抜きに読むと良いです。
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中学〜高校時代から何度も読んでいる作品。
ある種人生のバイブル的な（笑）。
高校の文化系部活のユルユルながらも無茶苦茶な日常が描かれます
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あ〜る君の万国ビックリショーボケと鳥坂先輩の的確かつ力いっぱいのツッコミ！
…なんてことはどうでもいいくらいゆる〜い漫画。そのゆるさが癖になる。
気がついたら「だーいじゃうぶ、まーかせて！」と口走っている。
うむ、今日もあ〜る君と鳥坂先輩が可愛い。白いごはんがうまい。
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ゆるい文化系部活で高校生活を過ごした人間にとって
自分の体験した青春から少し斜め上に
（面白い方向に）ずれただけの
この作品世界は最高に懐かしくて心地よいです。
ちなみに主人公はアンドロイドですがストーリーとは
それほど密接に関係ありません。
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とにかく絵がいいですねー、うる星やつらからマンガに入った人間としては、
この起承転結のなさが非常に肌に合いますが(つって語弊があるが)
このゆるがない世界観と絵がいい。そして真がいい。品性下劣です。
ラストはよくわからんかったが、それもあ〜る。同人誌時代から見ても
この後パトレイバー、そしてグルーミンをものすると思えば、
ゆうきまさみのマンガは広い、と言わざるをえないでしょう。好き。
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とにかく絵がいいですねー、うる星やつらからマンガに入った人間としては、
この起承転結のなさが非常に肌に合いますが(つって語弊があるが)
このゆるがない世界観と絵がいい。そして真がいい。品性下劣です。
ラストはよくわからんかったが、それもあ〜る。同人誌時代から見ても
この後パトレイバー、そしてグルーミンをものすると思えば、
ゆうきまさみのマンガは広い、と言わざるをえないでしょう。好き。
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わたしの大好きなマンガの一つです！キャラクターが個性的で読んでてすごく楽しい！ギャグもピカリと輝く！
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記念すべきでもなんでもないが、１００冊目の本ということでｗｗ
（しかし，今は手元にないんだけどね、あ～る。）
舞台にしろ、設定にしろ、ギャグにしろ、
もうね、何もかもがヒットした作品だったんだよね。
怒るとおなかが空くじゃないか。
おなかが空くとご飯が食べたくなるじゃないか。
と言って炊飯器を自分の回線にセットしてご飯を炊くあ～るの
姿が可愛くて滑稽でもうたまらんのですよ。
今じゃこれほどの笑いの間を取れる作品って出てこないと
思ってますよ。
ゆうき作品で唯一最後まで読めた作品です。
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うーん、連載されていた頃は「変なの」と思って読み飛ばしていた。
まとめて読むと、結構、おもしろいではないか。
世界制服を企む異能の博士が生んだR・田中一郎ことR28号が、この漫画の主人公である。作者が「パトレイバー」直前に描いた作品で、すっきりした画風が生まれる前、いかにも漫画風な絵である。
校長が柳昇師匠で、えらくリアルに描かれていたり、死神博士がハマリ役の天本英世さんだったり、妙なところで小ネタを使っている。この二人、実は曲者なのだ。
久しぶりに漫画を読んで笑った。
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信頼のバカバカしさ。
何回読んでもバカバカしく、なぜか安心します。こういう脈絡のない気の抜けた感じは貴重。
それ故か、好みは分かれるみたいですが、私はこういうバカバカしさは好きです。
もう購入してからかなり経ちます。しかし、未だに常に本棚の手前に常置している一冊です。
