紙の本
オトナなワケ
2002/04/15 00:27
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投稿者:天鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻で恋人同士になったカエと五嶋。2巻では五嶋のプライベートが語られる。
イトコだという美女やカエと同い年の弟、さらにすでに亡くなっている両親。五嶋を取り囲む人たちは、みな一筋縄ではいかない。いつまでたってもカエをコドモ扱いするクールな五嶋だが、そんな彼を作り出したそのワケは、早く大人にならなければいけなかった過去にあったのだ。
失ってしまうくらいならいらないと思っていた「大切な存在」を手に入れた五嶋。それを人生最大の失敗? と嘯く姿が、またカッコイイ。
紙の本
変わらない恋
2002/07/10 22:26
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投稿者:ともき - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生と出会った、昔の小さな頃の気持ちが変わらず現在まで続くというのは、恋しているからだけでなく、本人の気持ち次第だなあと感心します。綺麗な指の男の人は「カッコイイ」その気持ちには共感します。が、弱い11歳が抱く気持ちじゃないでしょう(笑)
主人公が先生に寄せる気持ちの強さを垣間見た話もあります。みんな不器用な恋をしてばかりだけど、それが成長となるんだと感じた本です。
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男女とも上等の別嬪がたくさん出てくるピアノのお話。指の細くて長くて綺麗な手をした男はワタクシも好みです。それでピアノ弾かれちゃった日にゃあもう惚れるさ。この主人公(2巻表紙)の男の好みは(というか人間の好み?)かなり共感。むしろ親近感。
何気に一番翻弄されてるのはピアノの先生というところが良い。微笑ましい主人公と、振り回されてる感溢れる先生との甘く大人な恋愛ストーリー。主人公は高校生だがギリギリで法律には引っかかってない、と思う。
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買ったのは全4巻の文庫版だけど画像が表示されなかったのでコミックス版のリンクで。
ピアノ教室に通う女子高生とピアノ講師の7歳差の恋のお話。
埋められない年の差を気にするカエ(見た目も中身も可愛い)と、子どもだと思っていたのにどんどん大人びていくカエに戸惑う五嶋(いかにもクールな大人。けど苦労性)。
なんていうか、「Simple and Clean」って感じの雰囲気を持つマンガ。構図や言葉遣いのセンスが良い。繊細で透明で上品で、だけど大胆でもある。おとなしめのキレイなだけのマンガかと言ったらそうでもなく、2人の駆け引きなんかで笑わせてくれることも多い。
登場人物一人ひとりがかっこよかったり、可愛かったり、渋かったり、魅力的。あーこのマンガから音が出ればいいのに、って思うよね。ピアノを題材にした話を読んでると。(文庫版は各巻に最終回後の2人を描いたおまけページあり)。
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雰囲気がすごく好き。
そして登場人物が皆カッコいいです。
作中で使われている音楽もピッタリで、大好きです。
なかなかCDが見つからなくて、コレクタ魂に火をつけてくれます(笑)
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ピアノ講師とその生徒。彼と彼女と、そのまわり。
しんとした世界の中で、くやしいくらいに恋をしている。
雰囲気がとても好き。ピアノの音がきこえてくるかのような。かえちゃんも他の登場人物もみんな好き。
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ストーリー、キャラクターも絶品ながら、なんといっても絵柄に現れるそのセンスの高さ!
連載当時はかなり実験的な作品だったと思います。
私にとってこの人の最大の魅力は絵です。空間と間の取り方が絶妙。
淡いタッチで描きながらも切れ味鋭く。
同時収録されている短編「あの夏」もオススメ。短編の中では一番好きです。
本編は、ピアノ講師五島と女子高生カエちゃん二人の恋模様。
いつも余裕綽々な天敵・ゴシちゃんに長年片思いしてたカエちゃんですが……?
たかがキス。されどキス。