紙の本
こちらは
2022/05/16 12:47
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
こちらはエピローグが収録されていません。
まあエピローグなくてもあまり結末に変わりはないかなとは思います。
のこが変わったとは思えないので…
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衝撃。人間の奥を追及したというか何と言うか…。人間の怖い部分が描かれてます。最後、エステのお姉さんのセリフが凄い。そして納得。
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これは違う意味で衝撃的な作品。
痩せれば全てが救われる。
何もうまく行かないのは醜い自分のせい
多くの女性がダメな思考は痩せれば解決すると思ってる。
だけど現実は弱い自分が肥満を呼んでいるのだという警告が感じられる。
この本を読んで
肥満の闇に気持ちが支配される前に自分のために自分の意思で真っ直ぐにやせたいと思いダイエットを始めました。
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あまりの怖さに、本棚の奥深くに閉まった本。でもそれって、痛いとこ突かれたからだよな。そう思って覚悟して再読してみても、やっぱり痛い。
ダイエットのやる気を出すためには使えません。
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基本的に女のドロドロした話はちょっと苦手です。
この作品もパラパラッと立ち読みしてみるとそういう”ドロドロ系”に思えたので、今の今まで買わなかったのです。
・・・が、何故かちょっと気になる作品だったんですよね。
何が気になるかって、やっぱりインパクトのあるタイトルでしょう。
「脂肪と言う名の服を着て」
このタイトルを思いついた時点でこの作品は成功ですよ。
そんな気がします。
”服”なんだからその気になれば脂肪は脱げるんですよね。
確かにそうです。
・・・が、それが非常に難しい。
この作品が単なるダイエットをする女の子の話だったらつまらない。
太ってることで苛められ、一生懸命ダイエットをして痩せて美しくなって、かっこいい彼氏が出来てメデタシメデタシ・・・などという話なら誰にでも描ける。
安野モヨコが描くのだから、そんな単純な話ではない筈だ。
・・・で、古本屋で100円だったので買ってしまいました。
最近、100円だったので買ってしまいました〜!というパターンが多いような気がするけど、まあ気にしない、気にしない。(笑)
この作品を買おうと思った最大の理由はラスト近くのこのセリフ。
「たぶん 繰り返すわね
身体じゃないもの
心がデブなんだもの」
実に深いセリフです。
上記のセリフの前に言った言葉もなかなかいい。
「もう誰のせいでもない
もとから誰のせいでもない
太ったのはそうやって人のせいにしている
あなた自身のせいなのよ」
”脂肪”とは肉体につく脂肪だけを指すのではなく
精神につく”脂肪”・・・何でも人のせいにしたり、嫌な事から逃げようとしたりする安易な考え方など・・・を指しているんですよね。
結局、一度は痩せた主人公がどうなったか・・・
それはネタバレになるので書かない方がいいですね。
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2015年3月4日読了。太っていることを自覚しつつも大食いをやめられないOL「のこ」、職場でのイジメ・パワハラに悩み無理なダイエットを試みた挙句…。現代的なテーマなんだと感じるが、なんとも救いがなく、ストレートに主張を読み取りにくい話だ…。太ること=自分を醜いと思い込むことはストレスだけど、逆にそのストレスで「生きていること」を実感できたり、「太っていて醜い自分を見下すことによって優越感に浸る人を受け入れることで自分も優越感を得る」みたいな妙な関係性がうまれるということもあるのか。まあ本気で痩せようと思ったら、TV局の企画に乗るとか入院して隔離された環境で生活するとかいろいろあるわけで、結局は太っている自分を受け入れている自分の心が問題か。