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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.5

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

寿司を巡って三千里

2002/04/11 06:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 世界津々浦々の回転寿司を通じて見た異文化理解の本。てっきり軽いオバカ本の類と思って手にとったので少し意外だった。パリ、ロンドン、アムステルダム、ニューヨークなどの寿司事情が垣間見得るが、思ったよりもマトモ(シャンソンが流れていたり、ワインと共に食べるなど文化の違いの影響はあるが。あと、焼き鳥のタレをつけて食べるのはちょっとどうかとも思う)。それでも、どうやら単なる流行りものではない文化の一つとして寿司は歓迎されているらしい。日本から出向いた寿司職人も譲れる部分、譲れない部分など、それなりに折り合いをつけている様子。中にカラーの頁もあり、海外の寿司や店の写真なども披露されている。なかなか興味深い内容だった。

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紙の本

外国人はスシを食べないは神話。世界のあちらこちらでクルックル、クルックル。スシに賭けた著者の感動体験

2000/08/23 00:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中山康樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ロサンゼルスでスシがブームと聞いたときはバカにしたものだ。ブームったって、どうせ現地に住んでいる日本人の間だけのものだろう、そう思った。そしてカリフォルニア・ガールズやボーイズがスシをつまんでは「ペッペッ」と吐きだしている姿が目に浮かんだものだ。「カリフォルニア・ロール」と聞いたときは笑いがとまらなかった。だってアヴォガドですよ。しかもマヨネーズつけたりして。笑いつつ、そうか君たち、そこまでしてスシを食べたいのかとアメリカ人がフビンに思えたが、1979年、初めてアメリカ(ロサンゼルスとサンフランシスコ)に行ったぼくは、一大スシ・ショックを受ける。たとえばロサンゼルス。店名は忘れたが、スシをつまんでいたのはごく少数の日本人おっさん連中と圧倒的多数のアメリカ人ヤッピーたちだった。そのとき握っていたのは日本人だったが、「カリフォルニア・ロール、いってみますか」と言われて食べたカリフォルニア・ロールのまあうまかったこと。たしかに「これがスシか」と問われれば首をひねらざるをえないが、スシであろうがなかろうが、とにかくその日ぼくが食べたカリフォルニア・ロールは、めちゃうまかった。アヴォガドといっても日本のスーパーあたりで買うそれとは別物で、固すぎず柔らかすぎず、ほのかな香りも上品かつマイルドで、まさにカリフォルニア・ロールのために生まれてきたのではないか、そう確信させるに十分なマッチングだった。

 本書『回転スシ世界一周』は、ときおりテレビに出ては投げやりかつ過激な発言で異彩を放っている著者が世界の回転スシ事情をつぶさに調査すべく、パリ→ロンドン→アムステルダム→ニューヨーク→ロサンゼルスと、自ら回転スシよろしく地球を回転してまとめたスシ・エッセイ集。

 ページを開く前は、さぞやムッチャクチャのスシを出されて怒ったり泣いたりわめいたりをくり返す爆笑エッセイなのだろうと思っていたが、さにあらず、各国各地各回転スシは相当に優秀らしく、著者を唸らせたり感激させたり、ときには笑わせたりと意表をつく。本書を読むかぎり、諸外国のほうが日本よりも回転スシならびにスシというものにマジメに取り組んでいるのではないかという気さえする。とくに経営者やスタッフの発言にそれが顕著で、21世紀のスシとはなにか、店舗そのものも含めてその発想力は少なくともぼくが知っている何軒かの回転スシ屋よりははるかにスムースに“回転”している。それにしても外国人には絶対にダメだと思われていたスシがここまで広く海外に定着し、しかも向上・進化・発展をとげているとは。

 名門ハロッズのスシのショーウインドウとか、中国人シェフが繰り出す必殺ドラゴンロールとか、その名も「ダイナマイト」なるスシ屋の定番メニューとか・・・。いやはやおちおちしてはいられない。がんばれニッポン、もっとガンガン回したってくれ。 (bk1ブックナビゲーター:中山康樹/音楽評論家 2000.08.23)

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2011/05/11 01:06

投稿元:ブクログ

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2011/12/03 23:26

投稿元:ブクログ

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