紙の本
表紙はダサいが・・・
2017/01/08 19:12
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙が孫悟空みたいで買うのためらってたのですが、名作ということなので読んでみました。確かに映画化も納得の面白さでした。
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ほんとは創元推理文庫ではなくて、角川文庫なんだけどね。イメージが出ないみたいだから。
ミステリなんだね、これ。
ミステリというよりも壮大な活劇だと思ってたんけどね(笑)
映画もおもしろかったしね。
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一級品のエンターティメント!
映画化されましたが、
小説の文字だけでもスリリング
かつ、ほのぼの♪
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海外の「こんなばあさんになりたい」ベスト1がミス・マープルなら、こちらは日本のベスト1。
誘拐された老女が逆に孫のような年の犯人たちを操って、自分の家族から身代金を取るという筋立てですが、最後の最後で痛快にして少し切ないどんでん返しが待っています。
映画化もされましてこっちもおすすめ。
北林谷栄と緒方拳が好演していました。
こういうの、三谷さんが脚本に書きそうな気がする。
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軽いタッチで(大阪弁のせい?)展開が早くて面白い!
映画化すればいいと思ったらとっくの昔にできていたみたい(笑)
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とある作家さんが薦めていたので買ってみましたよ。ちょっと古い作品だけど今読んでも充分楽しめる内容。もうね、最初っからあんまり悪いことはおこらんで〜っていう雰囲気がぷんぷんするし、笑える部分が多いので厚くても読みやすかった。こういう雰囲気って好きなんだよねー。これから全集集めますよぉ!
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1978年に書き下ろされた、天藤眞の傑作。
1979年に第32囘日本推理作家協會賞長篇部門を受賞した。
作者にとつてこの作品は8作目の長篇にあたる。
久しぶりに讀み返してみた。
これが3囘目であるが、これだけ讀み返しても、なほ面白い。
それは、誘拐された被害者がいつのまにか誘拐犯の主犯的な役割を果すといふ面白さだけではない。
やはり、主役である「被害者」、「おばあちやん」の人柄が讀者を掴んで離さないのだらう。
元來の誘拐犯3人組のキャラクタも秀逸。
事件が解決しないまま、ハッピーエンドを迎へるのも、胸のうちがほんのりと暖かくなる心地がする。
2004年9月26日讀了
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父に薦められて読んだものですが、有名な作品というだけあってとても面白かった。作中のおばあさんの話し方が柔らかくて好きです。余談ですが、わたしがあまりに長く本を借りていたので父がもう一冊同じものを買ってしまっていた。父にとっても思いいれのある本のよう。
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日本のユーモアミステリの代表格です。古きよき日本語がこの作品によく合ってるなぁと思います。筋は通す、というのが前提にある時代だからこそ成り立った小説ですね。なんといっても刀自や虹の童子達のキャラが可愛い。刀自が出すアイディアにぽかんとする犯人達の表情が眼に浮かぶようです。ずっと大笑いだったんですが刀自の行動の理由はとても辛い。そりゃそうだろうと頷いてしまいます。でもさらに最後は笑いで〆てくれました。最後までどんでん返しが楽しかったです。こんな誘拐なら私もしてみたい!
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早く続きを読みたい、でも読み終わるのが勿体無い・・・そんな小説を読んだのは久しぶりでした。傑作だと思います。
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06年10月22日
おもしろい!はらはらするのではなく、ほっとするおもしろさ。みんながハッピーエンドになる推理小説。
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これまで天藤真を読んでこなかったなんて大後悔。誘拐団とスーパーばあちゃんの冒険と活躍がすみずみまで心地よく、ほんとにほんとに楽しい。
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評判通りの面白さ。ミステリーというよりは活劇?
これじゃあ映画も見たくなっちゃいますよね。
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身代金100億の誘拐。想像を絶する規模のこの事件の裏にはほんのり暖かいストーリーが流れていた。クライム・コメディであり、誘拐小説の高みです。
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<内容>
三度目の刑務所生活で、スリ師戸並健次は思案に暮れた。しのぎ稼業から足を洗い社会復帰を果たすには元手が要る、そのためには―早い話が誘拐、身代金しかない。雑居房で知り合った秋葉正義、三宅平太を仲間に、準備万端調えて現地入り。片や標的に定められた柳川家の当主、お供を連れて持山を歩く。…時は満ちて、絶好の誘拐日和到来。三人組と柳川としの熱い日々が始まる!第32回日本推理作家協会賞長篇賞受賞作。