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日本の絶滅のおそれのある野生生物 改訂 8 植物 1 維管束植物 みんなのレビュー
- 環境庁自然保護局野生生物課 (編集)
- 税込価格:4,620円(42pt)
- 出版社:自然環境研究センター
- 発行年月:2000.7
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紙の本
環境庁編さん,わが国の絶滅危惧種の維管束植物1665種の一覧を提示。生息分布,形態や生育環境を報告
2000/12/01 21:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:木村 智博 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここ10年で,各種のレッドデータ・ブックが刊行されている。このこと自体,ある意味で人類に突き付けられた課題であると言える。わが国ではトキに代表されるように,一部の生物のみがクローズアップされているが,本書に目を通すと,実に多くの種が絶滅の危険性が高まっていることを痛感する。この本は植物版のレッドデータ・ブックであり,生物多様性保全のための基礎資料となる。したがって,行政担当者,事業者,環境アセスメント業務担当者をはじめ,自然保護を推進しているリーダーなどの必需品である。
1665種の維管束植物が一覧として取り上げられ,生息分布,形態や生育環境,生息地の現状と判定理由などが記されている。絶滅の危険具合も細かく判定し,絶滅危惧(きぐ)類,絶滅危惧A類,絶滅危惧B類,絶滅危惧類などの度合いを示す。また,危険性の因子に関して,森林伐採,河川開発,ダム建設,火山噴火,自然遷移などの状況を勘案している。
(C) ブッククレビュー社 2000
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