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銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎 上 みんなのレビュー

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みんなのレビュー245件

みんなの評価4.2

評価内訳

235 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

パチンコの玉はどこに落ちるか

2003/02/04 01:08

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紙魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在、先進国と呼ばれ、世界の政治、経済、科学の世界をリードしているのは、その9割がヨーロッパ・アメリカ型の白人を中心とした文明である。なぜ、アフリカを中心とした黒人社会ではないのか。アメリカ先住民が世界史の中心となり得なかったのか。偶然か、必然か。この本はそんな疑問を抱いた一人の進化生物学者の思索の試みである。
 パチンコの玉は、多くの釘にはじかれ、皆異なった経路をたどる。どの釘にどんな角度であたるのか、途中でどの玉とぶつかるのか。そこにはカオスが存在し、コンピューターを使っても完全なシミュレーションは無理であろう。しかし、確実にいえることがある。全ての玉ははじき出され、頂点に達した後、必ず下に向かって移動する。ある瞬間においては上に向かってはじかれるかもしれないが、全体のベクトルの総和は必ず下を向く。それは、重力が存在するからだ。果たして、現在に至る人類の歴史にもパチンコの玉に対する重力のような必然的な存在があったのだろうか。筆者は、ポリネシアにおける各島での社会比較から始め、各大陸の運命を検証し、農耕定住型の生活への移行時期と文明の伝搬速度の速さが鍵であったとしている。そして決定的なアドバンテージを持ったのが東西に長く最大の面積を持ったユーラシア大陸であったと結論づける。興味深い内容であり、ぜひ各人で検証されたい。ただし、各大陸の優位性までの思索はかなり繊細にされ、冗長であるほどであるが、中世以後のヨーロッパ文明の運命などについては、ほとんど触れられていない。歴史学者ではない筆者の手に余ったのであろうか、筆者が白人であったためなのかはわからないが、ほんの数ページが割かれているだけであることも付け加えておく。

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紙の本

共生か絶滅か

2002/01/21 20:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chita - この投稿者のレビュー一覧を見る

 よくもここまで書けるものだと感心するが、どうしてこの3種類で、この順番でタイトルなのかが良くわからない。銃と鉄は似かよった分類のように思うが、間に病原菌が入るのは何故なのか?
 銃→武器→技術
 病原菌→生態系→環境
 鉄→資源→(文字)
 という連想をするのだが、結局わからない。
 言われてみると納得するが、食と住とがいかに密接な関連性を持っているかがわかった。歴史の主役は食料であり、動植物、地理的環境が脇役という印象を受けた。
 毒のないアーモンドを食べられるのは突然変異で出てきた無毒なものを栽培したとあり、なるほどと感心したが、人間社会に置き換えると歴史を作ったとされる偉人は突然変異種なのかもしれない。
 ヨーロッパ人がインカ帝国を滅ぼしたとあるが、結果的にはヨーロッパの病原菌がインカ帝国の病原菌に勝ったということで生態系の中の最強者は病原菌ではないのか。
 結局、生き物の選択肢は共生か絶滅かの2者択一であり、果たして人類は地球・病原菌と共生できるのか、それとも絶滅するのか。

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紙の本

銃・病原菌・鉄

2001/01/23 00:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちち - この投稿者のレビュー一覧を見る

 単なる事実の羅列ではない、謎解きの楽しさに満ちた本。歴史を動かす動因を解き明かす構想の壮大さに圧倒される。

 惜しむらくは、翻訳がひどい。原書をときおり確認しながら読まないと理解できないほどである。わたしは事実そうして読んだ。しかしながら、そんな手間に耐えてまでも読み進めたくなる魅力に満ちているのは確か。

 一刻も早い改訳を望む。

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2004/11/13 21:05

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2005/12/03 20:55

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2006/05/06 06:24

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2006/05/21 20:46

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2006/07/26 13:04

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2006/10/02 14:51

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2006/11/06 22:34

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2020/11/03 16:56

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2007/01/07 23:31

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2007/03/17 19:58

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2007/03/08 11:16

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2007/10/15 01:11

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