いたずらかいじゅうのたんじょうび みんなのレビュー

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投稿者：honyomi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公、いたずらかいじゅうのビリー、
確かにもらったプレゼントを独り占めしようとはするものの、
なぜ「いたずら」と付いているのかは分かりません。
作中でも別にいたずらはしてませんし。
かいじゅうという設定をもうちょっと活かして欲しかった気も。

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投稿者：杜若　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ビリーはかいじゅうの男の子。
　お誕生日のプレゼントに、おばあさんからは新しいボールを、おじいさんからは縄跳びのなわをもらいました。自分だけでプレゼントを使いたいビリーは一緒に遊ぼうという友だちにむかってこういいます。
　「だめ！きょうはぼくのたんじょうびだもん！」
　ああ、おばかさんなビリー。みんなで遊んだほうが楽しいのに！
　ビリーはひとりで遊びます。
　友だちはプレゼントについていた箱やひもを使って、楽しそうに４人で遊びはじめました。
　
　おねえさんのイーゼルからのプレゼントは、一人ではできないゲームでした。
「ぼくと、このゲームする？」とビリーがきくと、イーゼルは
「ううん、しない！」といって、友だちの遊んでいるところにいってしまいました。
　とうとう、ビリーはひとりぼっち。

　かいじゅうの姉弟、イーゼルとビリーのお話の５作目。
　おもちゃを独り占めしたい、でもみんなが楽しそうに遊んでいるのも気になる。そんな幼い子の心理をパット・ハッチンスはうまくとらえています。

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