投稿元:
レビューを見る
S&Mシリーズ第6作。天才イリュジョニスト有里匠幻が、ショーの最中に殺される。しかし彼は、死してなおショーを見せてくれる。彼の人生そのものがイリュージョン。さて、今回も萌絵ちゃん頑張りました。また、犀川先生のもう一つの推理を読んで、ようやく今回のマジックがしっくり身に染みました。犀川先生の変化が私には著しく感じられる一冊でした。そして、あのお方の名前を久々に目にし、他シリーズへと続く緊張感がたまりません。追記:解説者がプリンセステンコーでして、普段は読まない解説を読んでしまいました。これもまた奇術か。
投稿元:
レビューを見る
あ、順序がおかしくてすいません。これ、『夏のレプリカ』とリンクしている設定なんです。
なので、作品のナンバーがそれぞれ 偶数と奇数 で振り分けてあると言う粋な構成に。
タイトルの韻と言い、犀川の意味無しギャグと言い、本当、森センセイはセンスのある人です。
投稿元:
レビューを見る
マジシャンが出てくるからトリックが満載。
楽しい。
でも、初めての萌絵の謎解きはやりすぎの感が。
何もそんな衣装着なくても〜
犀川先生と萌絵が婚約しても、二人の関係が以前と変わってなくて安心。
今回も二人の会話を楽しめました♪
投稿元:
レビューを見る
S&Mシリーズの6作目です。脱出マジックを得意とする天才奇術師・有里匠幻が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも彼の葬式で霊柩車から遺体が消失する・・・これはマジックなのか!?という話なのですが殺人と手品のトリックを上手く絡めて、かなりスラスラと読むことができました。シリーズの中で1番読みやすいと思います!次の作品「夏のレプリカ」と同時期に事件が起きています。二つのまったく別の事件をどう書いてあるか作者の上手さに拍手です!
投稿元:
レビューを見る
第6作目。
今回の主役はマジシャン。
夏のレプリカと並行して進む事件は偶数章と奇数章にわけて語られる。
投稿元:
レビューを見る
シリーズの第二期一作目にあたるこの作品ですが、前五作に比べ地の文がぐっと洗練された印象。これまでやや上滑りしている感のあった理論や思想なんかがするりと入ってきました。萌絵の事件に対するスタンスも深く描写されていて、ますますこの先が楽しみに。この人はひとつのテーマやキイ・ワードを全編を通して読者に意識させるのが上手いなぁ。今回は「名前」かな。
「最高に綺麗なスイッチだね」には鼻血が出るかと思いました。
投稿元:
レビューを見る
夏のレプリカと同時期に起こった話。
したがってこちらには奇数章しかない。
すごくささいなところだけどそこにこだわるのが何とも森作品っぽい。
内容ではなく名前で物事を認識する。
人間は名前で物を認識する唯一の生き物である。
この作品は特に「正解」が提示されない。「妥当」な案は提示されるけれども。
でも、犯人が死んでしまっている場合政界を知るのは犯人だけなのだから、それが一番自然な姿なのかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
2007.1.3
殺人すら奇術か・・・
っていうか萌絵と犀川の関係がイマイチ把握しきれない(シリーズは読んでいるが順番がめちゃくちゃなので・・・)
投稿元:
レビューを見る
S&Mシリーズ6作目。第二部始動、という感じで、今までと一線を画した雰囲気が微妙にするけれど、本質は変わらない。無駄な贅肉がそぎ落とされた感がしました。今回の題材はイリュージョンで、イリュージョンの仕掛けを聞くと気落ちするが、種明かしラストの人物反転具合が個人的に好み!また、少しずつ変わっていく(普通になっていく?)主人公の2人を垣間見れます。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ6作目。
浜中さん可愛い!
そして犯人がまったくわからなかった。
わかった瞬間「えーー!!」って言ってしまった。
トリックとかいろいろ納得。
面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
なんかものの見事に騙された感。
くそー。
手品って…多分テレビ越しにしか見たこと無いのですが。何か超能力とごっちゃかも…。
今の人々ってそんな感じなのかしら??皆。タネをあかしてやるぜオラー!みたいな勢いで楽しめない人多しなのか…。
投稿元:
レビューを見る
犀川センセと萌絵ちゃんが、1冊毎に依存し合っていくのが楽しい。最後に萌絵ちゃんが着ていたドレスはどんなドレスだったのか?記載がないのでちと見てみたい。
投稿元:
レビューを見る
<内容>
天才マジシャン、死してなお奇跡を呼ぶ――
事件は、奇数章だけで描かれる。
「諸君が、一度でも私の名を呼べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻(ありさとしょうげん)が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも遺体は、霊柩車から消失。これは匠幻最後の脱出か?幾重にも重なる謎に秘められた真実を犀川・西之園の理系師弟が解明する。
投稿元:
レビューを見る
2007/3/7
M-H E
2007/3/8
名前…
昔犀川先生がおっしゃっていたようなことを考えていたことがあったなあと思い出した。
このシリーズを読んでいると、結構今までの人生の中で考えていたことを語っていることが多い気がする。
しかし名前が逆がわからない…
追記
わかった…カンニングだけど。
はあなるほどね。言われてみると単純。
投稿元:
レビューを見る
S&Mシリーズ6作目。
有名マジシャン有里匠幻が舞台上で殺された。しかも遺体は霊柩車から消え去った。これはマジック?
「夏のレプリカ」と対になった話。Gシリーズで登場するある人がここで初登場。