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紙の本
素敵
2016/03/24 19:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガブリエルバンサンの絵本シリーズ。絵がデッサンなのがすごく好きです。親の期待にこたえられずに仲違いになっていくという重いテーマですが、希望が描かれています。
紙の本
心が揺れ動いているときに
2001/06/09 18:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名護すえ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
たしかにこの道を決めたのは自分。でも2ヶ月やってみたけど、「ホントにこれでいいの?」と不安になっていない?そんなちょっと動揺ぎみの心にはモノクロームのデッサン絵本『ヴァイオリニスト』を見てもらいましょうか。
ちょっと大きくて、いつもの文庫本のようには簡単にページがめくれない。でも今日の出来事などすっかり忘れて、次のページへ、次のページへと心がはやるのが分かる。まるまった背中もいつのまにかまっすぐになっている。言葉より先に心に届くものがある。窓から覗いている小さな顔。たったひとりの観客。大きな世界に勝負を賭けるより、自分以外にたった一人でも自分のファンがいることに歓びを見出したヴァイオリニスト。窓辺の小さなファンに後押しされて、新しい一歩を踏み出す。
一番理解してほしい人に理解されないことに傷つきながらも、自分流の生き方を貫く彼の姿に、人それぞれの幸せの大きさがあることに気がつく。本を閉じる前にもう一度ページをめくる。自分だけのために弾いてくれるヴァイオリンの音色が聞こえてきそうだ。自分が大切にしていることはなんなのか、考えるのは明日でも遅くない。
(名護すえ子/ライター)
★この書評はコラム「23時のブックタイム」より
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