紙の本
名作アニメを絵本で楽しめます
2018/06/23 06:23
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投稿者:nabe - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメの画像がふんだんに載っていて、漫画を読むような感覚で読み進められます。
4歳の娘が気に入って読んでいます。
最後にしっかり銭型のとっつあんの名セリフも載っています。
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徳間のこのシリーズは当たり外れがあるけれど、これはよくできているほうだと思う。
少し漫画っぽいシーンが多いけれど、読んでいて楽しい。
お話もいいしね。
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ルパンがクラリスをたすけようとするところで、ルパンがマジックをしてばらの花を出したり、世界のはたを出したらクラリスが「フフフ…」と笑ったからです。
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ゴート札という偽札を製造し、世界経済の裏側で暗躍していると伝えられるカリオストロ国が舞台。ルパン三世らはカリオスト伯爵の妻にさせられようとしている王女クラリスを救おうとする。
『ルパン三世』シリーズの中でも屈指の傑作である。そこにはルパン三世というキャラクターの成熟がある。飽食の時代から脱却し、古代遺跡を人類の宝とするサステナブルな価値観を先取りしている。
「ハングリーな衝動に突き動かされた若き日は去り、金で買えるものには飽きてしまったルパン。ライターひとつとっても、使えるならば100円ライターで十分、食事もカップラーメンで構わないという実務的な男になっている」(藤津 亮太「『カリオストロの城』ルパンのジャケットが「緑色」のナゾ ヒントは“あのセリフ”にあった!」文春オンライン2020年11月20日)。
『カリオストロの城』は宮崎駿監督の長編映画デビュー作である。伯爵は『天空の城ラピュタ』のムスカとキャラクターが重なる。インターポールでは米国とソ連の代表が言い争っている。冷戦時代を反映した作品である。ゴート札にはウォンの偽札もある。制作時点で韓国が世界経済にとって重要な存在になると認識していたことになり、先見の明がある。
銭形警部は埼玉県警のパトカーに乗って登場する。この点は21世紀から見るとギャップを感じる。埼玉県警は警察不祥事の代表格になっているためである。桶川ストーカー殺人事件や巡査が死体検案名目で遺族に大金を請求する詐欺事件など警察不祥事の中でも悪質なものが揃っている。