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紙の本
「わたしをたべて!わたしをたべて!」りんごの声が聞こえてくるよ!
2001/01/29 18:24
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投稿者:Misa - この投稿者のレビュー一覧を見る
松谷みよ子の新しいあかちゃん絵本『あかちゃんのおいしい本』シリーズ、『きゅうりさんととまとさんとたまごさん』に続く2冊目はこれ。
ハナコちゃんが、のはらをあるいていたら、どこかでエーンエーンと、なきごえがした。ハナコちゃん、はしっていってみると、ないていたのは、おおきなりんごのき。あかいみがいっぱいついているのに「だれもとってくれない。だれもたべてくれない。おもたいよう」ってね。そこでハナコちゃん、きをゆすっておとしたり、きにのぼってもいだり。そうしたらね、したにおちたりんごのみが、はねあがってころがりだしたの。「わたしをたべて!わたしをたべて!」…。
どこかで聞いた話、と感じた。グリムの昔話「ホレおばさん」、それからイギリスの昔話「姉いもうと」。この類の話は、日本にもあるそうだ。
戦争中長野に疎開していて、りんごの木が大好きだった松谷さん。「重たいから実をとって…」と、心の中のりんごの木に声をかけられて生まれたこの作品。
とよたかずひこさん(『ワニのバルボン』シリーズ、『うららちゃんののりものえほん』シリーズでおなじみ)の軽やかでポップな絵が、昔話のエッセンスをより現代風に親しみやすくリニューアルしている。
「わたしをたべて!わたしをたべて!」…りんごをみるたびに、そんな声が聞こえてくるようになるよ。
ちっちゃい子は、たくさんりんごを食べておおきくなろうね!
ダイエット中のママも、りんごならOK!だよね。
紙の本
かわいいおはなし
2023/02/18 15:17
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投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
我が子がりんごにハマっているので読んでみました。困ったリンゴの木を助けてあげる主人公の優しさと、終盤で困った主人公が最後笑顔にお話だなと思いました。お話だなと思いました。
紙の本
文章も、イラストも、とてもやさしい
2002/07/18 17:29
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野原を歩いていた、ちいさいハナコちゃん。
どこからか聞こえるエーンエーンという泣き声に、走り出します。
泣いていたのは、おおきなりんごの木。
赤い実がたくさんなっているのに、だれも取ってくれなくて重たいと、泣いているのでした。
ハナコちゃんは、「わたしが たべる」といって、木をゆすったり、木にのぼってもいだりしますが……。
とよたさんの絵が、とびきりかわいいです。
木が泣いているイラストなんて、特に。ほんとに木の瞳から、涙があふれだして、かわいいやら、かわいそうやら。
りんごを食べる、いろんな人や動物の絵も、とてもあたたかです。
とよたさんの絵には、悪なんて皆無なんだろうと思わせるくらい、あたたかさや、やさしさに満ちています。
松谷さんの文章もとてもやさしく、とよたさんのイラストといっしょになって、どこまでもやさしい絵本を創り上げています。