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紙の本
擦れ違い誤解しあう二人。
2001/07/05 15:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きで仕方なかった男だったから、自分と同じように自分だけを愛されないことに我慢できず、自ら別れを告げてしまう純哉。忘れたくて仕方がないのに、運命の悪戯は残酷に、同じ会社の上司として千石と再会してしまう純哉。おまけに千石からホテルに誘われ、どうも未練のあるらしい千石に、だけど純哉は、7年ぶりに純哉がどれほど成長したか、確かめてみたいだけなのだと責めながら、上司の誘いだから断らなかったのだと自虐的なことを言ってしまう純哉。そして千石もまた、そんな純哉の態度にヤケを起こすように、これからの性欲処理も上司の命令として任せることを言い渡してしまう。
擦れ違いばかりを見せる二人の関係はせつなく痛々しい。ただ、後半の純哉が仕事に行き詰まってしまう話しでは、仕事の出来る千石に並びたくて、でもなかなか焦りが邪魔して前に進んでいけなくてもがく純哉。最後に千石の、自分の隣に並ぶのは純哉以外にいないのだと言う言葉に安堵し、焦らず頑張ろうと気持ちを入れ替える純哉。
恋人として、隣に誰か並ぶことになったらどうしよう、と不安になる気持ちはわかるけれど、仕事上のパートナーとしても自分が成長するのを待ってもらいたいと確約をねだる純哉が、随分仕事に関して甘えた考えをしているようにしか見えなくて、どうもマイナスに感じた。
せっかく愛し合っているのに誤解して擦れ違う、せつなくていいお話しかな、と思えたのに、最後の純哉の情けないキャラにガッカリした。擦れ違う二人はよかっただけに残念でした。
紙の本
結局互いに惚れている。
2001/08/15 21:40
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投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
十浦純哉は入社した先で7年前の恋人が上司として現れたことに驚き、動揺する。過去の恋人、千石の浮気癖に耐えられず別れを切り出したのは十浦の方だったが、未練はまだ残っていて…。
現在の千石を見る限り彼は十浦のことしか眼中にない様子で、十浦が高校生の頃もやはり同じように彼を好きだったのだとしたら、なぜ他の人間と浮気していたんだろう、というのが一番の疑問。「愛してるのはおまえだけで、あとは運動みたいなもの」だという千石が本気だとしたら、これからも二人は続かないだろうなぁ…。でもまあそんなことを言いつつも千石は何気に十浦のことしか見えてないようなので読んでいてわりと楽しかったです。
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