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紙の本
近頃、空を見てますか?
2001/02/13 15:51
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投稿者:Misa - この投稿者のレビュー一覧を見る
1998年の文部省のある調査によると、「日の出」や「日の入り」といった現象をほとんど見たことがない小中学生が3分の1にものぼっているという。
あなたはどんなとき空を眺めますか?
あるアンケートによると、「病室の窓から」「介護に疲れた時」「くじけそうになった時」「仕事が終わった時に空を見上げると元気がでる」など、どちらかというと逆境にある時の方が多いという結果だったそうだ。
うーん、なるほど・・・。子どもから大人まで、忙しい現代人はそうかもしれない。時間を知るには時計がある。天気を知るには天気予報がある。空や雲なんて気にしなくたって生きていける。窓から空でも眺めていようものなら「どうしたの?」っていぶかしがられそう。それが若い子なら「恋?」っていうささやきが、子どもなら「ボーっとしてないで勉強しなさい!」なんて罵声が聞こえてきそう。
でもでも、この本を開いてみて!37枚の写真とエッセイで綴られた空の歳時記。
「空って、こんなにも表情豊かだったんだ!」って感動するから。そして、空に神住む世界を思い描いていた古人や、詩歌・文学作品に詠みこまれた世界、天気にまつわる歴史的事件、さらに空や雲をあらわす言葉の豊かさとその発想のすばらしさに、好奇心の扉を開かれるから。
いつもの空が今までとちがって見えてくるかも!
ちなみに、この季節、「影富士」「地球影」「太陽柱」「けあらし」「凍雨」なるものが見られるそうだ。
たまには本をポケットに外へ出かけてみましょうか!
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