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これ、ないわー。主人公の名前・慶滋保胤に騙された。陰陽絡みのラノベ。水干着た美少女とか、用無いしっっ。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2010/01/post-4058.html
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15年ぶりの再読。
物語に漂う雰囲気が好き。
最近貴船を訪れて思ったけれど、うまいこと龍、生命の源である氣に絡めて小説が作られていたんだと改めて感嘆。
平安時代では夜参りが主流だったようだけど、暗闇の中頼りになるのは手元の火、季節によっては浮かぶ蛍くらい。そして隣は鞍馬山。当時の人は祈り、願いのためならどこまででも根性があったんだな
歴史上の人物である保胤先生の書かれた、池亭記も読んでみたいと思いました
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平安時代の陰陽師の有力家系・賀茂氏に連なる慶滋保胤を主人公とした伝奇ファンタジー。死してなお男を呪い釘を打つ女の怨霊を祓ったことから、播磨の国で起こった外法師たちの争いへと巻き込まれていく。。。
主人公の保胤のやさしさそのままに、ときにおどろおどろしい陰陽を扱う作品世界すらも柔らかな雰囲気を醸し出している。登場人物それぞれも魅力的で、悪人すらいわゆる"悪役"にとどまらない味を感じた。惜しむらくは作品世界の背景説明に割かれる分量が若干多めに思われ、最後の戦いが割とあっさり決着したところかと。ただその分だけ展開にはついていきやすかったと思う。