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ボランティアの知 実践としてのボランティア研究 みんなのレビュー
- 渥美 公秀 (著), 大阪大学創立70周年記念出版実行委員会 (編集)
- 税込価格:1,100円(10pt)
- 出版社:大阪大学出版会
- 発売日:2001/02/01
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紙の本
著者の経験は貴重だが,理論的な説得力に欠ける
2011/04/24 23:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はさまざまな災害現場において,みずからボランティアとしてはたらきながら,そこでフィールドワークをおこない,エスノグラフィーとしてまとめている. 著者はこのフィールドワークはグループ・ダイナミクスのわくぐみにもとづいているという.
フィールドワークにおいては本来は観察者はそこでおこっていることにかかわらないようにするが,著者はむしろそこに積極的にかかわっていく. それが結果にどのように影響しているのかはわからないままだ. また,(グループ) ダイナミクスがどのようにはたらいているのかもわからない. ただ,ボランティアが被災者によりそい,そのかたわらにいることが強調される.
著者のボランティアとしての経験は貴重だし,それをグループ・ダイナミクスの理論とむすびつけようとしているのもわかるが,説得力には欠ける.
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