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定年のことなんてずっと先と考えていたが、このごろの年の過ぎる早さを思えばあっという間かもしれない。
山崎さんが単身赴任の生活が続いて家にいることがほとんどなかった野村さんの家でさび付いた2台の子供用の自転車を見つける場面。第二章の「ふうまん」が特に泣ける。(2002.4.5)
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定年を迎えたおじさま方が奮闘してます。不器用でちょっと哀しいですが、格好いい。日本のお父さんな感じです。
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定年1年生の山崎さん。町内会長の古葉さん、物産展をあさるのが趣味のノムさん。くぬぎ台を開発した藤田さん。それぞれのキャラが濃すぎてそれだけで楽しめました(・ω・)自分は定年後何をしてるのだろう・・・やっぱウォーキングが趣味になるのかなw
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定年を過ぎたサラリーマンのオヤジの心理なんて露ほど考えたことも無かったのでこの本は私にとって未知の分野でした。その分新鮮な気持ちでこの本を楽しむことが出来ました。たまにわからないバブルの話などが・・・。世代の差ですかね。
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同僚に勧められて読んだ。
定年の哀愁漂う、でも決して重くどんよりしたものではない。ホームドラマのようにほのぼのとして、ついほろりとさせられる、夕焼けみたいな小説。
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山あり、谷ありの人生を過ごしてきた定年男性の定年後を描いたこの作品。自分の父とその姿を重ねて読んでは、娘の私たちへの思いを感じて、ホロリ。
よく描かれていて、時には笑ったり、涙したり。本当に「いい話」なの。どうしても、父に読んでほしいと思った作品。
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山あり、谷ありの人生を過ごしてきた定年男性の定年後を描いたこの作品。自分の父とその姿を重ねて読んでは、娘の私たちへの思いを感じて、ホロリ。よく描かれていて、時には笑ったり、涙したり。本当に「いい話」なの。どうしても、父に読んでほしいと思った作品。
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定年後、家にこもるなんてもったいない!素敵な仲間を見つけなきゃ。家族も大事にね。定年はあくまで通過点ですぞ。
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「サラリーマン」世の中にこんだけいるのは、それがスキだからかそれしかできないからか、それぞれだけど、なんだか寂しい部分の本です。
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うわ、読み終わって1ヶ月くらい経ってる?
レビューもうまく書けなさそう・・・。
『定年ゴジラ』
重松 清 (著)
開発から30年、年老いたニュータウンで迎えた定年。
途方に暮れる山崎さんに散歩仲間ができた。
「ジャージーは禁物ですぞ。腰を痛めます。腹も出ます」
先輩の町内会長、単身赴任で浦島太郎状態のノムさん。新天地に旅立つフーさん。
自分の居場所を捜す4人組の日々の哀歓を温かく描く連作。
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上記あらすじは、カバーに書いてある通り。
定年後に知り合った、仲間と日々。
ニュータウンでの事件であわてつつ、
日々の散歩でお互いを気遣い、
家族との絆、わだかまりを思い・・・
じんわりと暖かく、優しい、物語。
ただ、暖かいだけでもなく、結構面白い。
定年オジサンたちの、キャラクターが生き生きとしている。
とってもとってもいいお話でした!!
(うぅ、やっぱりうまく書けないのが残念)
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温かい、ほんとに。
年をとることの哀しさを感じさせられるものの、年をとるのも悪くないなって思います。
定年後も、夫婦で落ち着いて暮らしていけて、孫の顔を見られたらとっても幸せですね。
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これは最高!!!!久々のヒット作☆
定年を迎えたおじさんたちと、自分達が最高だと信じてたニュータウンを中心に繰り広げられていく日常を描いたもの。定年迎えたおじさんだってなぁ、いろいろがんばってるんだよ!!
・・・我が父にぜひ、読んでもらいたい本だわ。
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ここに出てくる初老のおじいさんたちは、どこにでもいる普通のおじいさんたち。
20代後半から30代前半に結婚し、子供が生まれ、何十年ものローンを組んで、バブル期に都心から電車で通勤できるくらいのニュータウンに移り住み、一国一城の主になった、ごくありふれたおじいさんたちです。
家庭をかえりみず、家族のためとあくせく働いているうちに、頭上に広がる青空にも気づかず、40年もの間、会社に尽くしてきたおじいさんたちです。
子供のことを考えて、4LDKの一戸建てを買ったおじいさんたちです。
定年を迎えて、「余」生の「余」の字を気にして、「余りの人生なんて・・・」とぼやくおじいさんたちです。
毎朝、雨でも雪でも、運動不足を気にして散歩をするおじさんたちです。
娘の彼氏にガツンと言おうとして、鼻血を出しちゃうおじいさんもいます。
この本には、いろんな人に気に入ってもらえる物語が詰まっていると思います。
もうすでに、長年尽くしてきた会社からリタイアして、遣り残したことを一生懸命こなしているおじいさん、おばあさん。
定年を迎えたおじいさんとともに生活している家族。
あと数年で定年を迎える企業戦士の皆さん。その家族。
ローン組み立ての新築の城に毎晩にやけた顔で帰宅する働き盛りのサラリーマン。
毎朝、サラリーマンの中でうずもれながら通学している学生。
誰にでも共感できる作品だと思います。
身の回りには、たくさんの「ゴジラ」がいることがわかります。
通学、通勤電車の中で隣のつり革につかまっているサラリーマンを、黙って応援したくなる作品です。
みんな、「ゴジラ」の卵なのかもしれません。
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定年を迎えた「お父さん」が繰り広げる、近所の定年仲間や家族とのどこか心温まるストーリー。
短編になっているから結構読みやすい!私は一番、小学校の同級生が、同級生を訪ねまわって一万円を取って逃げちゃう、って話が良かった!上京して間もない頃、お母さんが尋ねてきた話が絡められてるんだけど良かった!心温まる話でした♪
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老後の人生、考えたことありますか?
まだそんな年じゃない!と思っていてもすぐにやってきますよ。
なんて負け惜しみに聞こえてしまうかな。
人も家も街も年を取っていくんだな~としみじみ思います。