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紙の本
「まだ大丈夫」という段階が既に確率五分五分であることに、人々はナカナカ気づかない。
2008/05/27 21:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヂャリや - この投稿者のレビュー一覧を見る
「まだ大丈夫」と言うことは、何らかの不安があるからそう思うのである。気にすること自体で、2割どころか、4割は、自分の気持ちで負けている。そして、「もうそろそろ」の段階では外的要因が大きすぎて、気持ちの持ちかた程度では、ブルドック状態である。つまり、にっちもさっちもどうにも、ブルドック。である。
本書の面白いところは、五分五分ならまだ勝ち目があるのに、にっちもさっちも、になってから1割の可能性に掛けた大勝負に出ざるをえなくなって消え行くビジネスについて、それはギャンブルを経験してない真面目なタイプに顕著だとしている点だ。
しかもその真面目さゆえに、やるだけやってみる、できるだけ努力してみる等と負け組みのパターンに、はまっていく様を理路整然と説き明かしてくれる。これはもう必然としか言いようがないと、ギャンブル理論とは逆の結論になっているところが実に興味深い。
そして主観的には珍しい事象であっても、大数の法則により、客観的には必然であることが宝くじを例に説明されているところが俄然面白く、結論として、ビジネスでの成功も似たり寄ったりとしているところが衝撃的である。
著者の言う「アト付け理論のタワゴト」が世の中に氾濫していることが、よくわかる逸品である。
紙の本
日経ベンチャー2001/06/01
2001/07/23 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野口均 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、まじめな人は敬遠する書名かも知れないが、ビジネスマン全員に読んで欲しい本。本書でギャンブルの鉄則といっているのは、リスクに対してどう対処すべきかについての法則であり、ビジネスに必ず役立つ知識だからだ。
最近、よく「リスクをとれ」という人がいるが、それを真に受けてしまったら大変だ。リスクはあえてとらなくても自分の周囲に常に存在する。それをいち早く認識し、回避することで勝負が決まるわけで、積極的にとるのはばかげている。
リスクを減らしてリターンを増やすための知恵は、既存のギャンブルのセオリーの中に具現化されているというのが著者の主張だ。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
紙の本
目次
2001/06/14 20:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
目次
序章 バブルの紳士たちはなぜ失敗したか
1章 「ギャンブル」とは何か
2章 「資本主義の精神」とは
3章 ビジネスもギャンブルと心得よ
4章 「ツキ」の法則と「勝負時」
5章 駆け引きの技術
6章 「負けを取り戻そう」が最も危険
7章 九勝六敗人生のすすめ
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