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紙の本
人と人との絆
2001/08/06 07:00
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投稿者:我妻 隆一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大惨事からの単なる復活ストーリーに終始することなく、レーシングドライバーとして、父として、そして人間としての著者の変化を描写することによって、ある人には勇気を与え、またある人には今一度自分自身を振り返ってみる大切さを教えてくれます。そこには家族の絆、医者と患者との絆、人と人との絆があります。表彰台の頂点に立つ日をめざすレーサーの為だけの本ではありません。著者の経験は、万人に共通した人間の強さ、そして弱さをも教えてくれます。
紙の本
良くも悪くも筆者はどこまでも二枚目だと思う
2001/12/28 10:45
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
やけどの患者はリハビリに熱心だと聞いたことがある。そしてそれは早く元気になって、自力で自殺するためなのだそうだ。やけどというのは、すごく精神的にまいるけがなのだろう。
筆者も体は助かったものの、心は死と生の境目でゆらゆらする。そしてとうとう見つける、生きる理由。大けがをした心の苦しみがよくわかる一冊だ。
紙の本
僕たちは紙のように柔らかな人間だから
2002/05/21 00:32
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本に書かれている内容は悲惨だ。そして、そこから立ち上がった著者はきっとエライのだが、どこかで違うと否定している僕がいる。僕が読みたいのはこういうリッパな人の苦労話ではない。事故にあって、やっぱり立ちあがれない、もっと人間的な話なのだ。だって、人間ってそんなに強いものではない。著者は私にも出来たのだから、云うかもしれない。でも、残念ながらきっと多くの人たちはこのような悲惨なめにあったならば挫折するしかない。なぜなら、僕たちは紙のように柔らかい人間だから。
この世界には数えきれないたくさんの不仕合わせな人たちがいる。その人たちが生きて行くのに必要なエネルギーな大変なもだろう。彼らが素晴らしいのは、そういった力を語らないことだ。語っても詮ないことを彼ら自身が知っている。そして、心の傷を話すことで傷つけてしまう多くの人がいることを、彼ら自身が一番よく知っている。
紙の本
人間の再生力を信じることの出来る本
2002/07/26 12:35
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投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間を、人生を、文字どおり「再生」する、壮絶なドキュメント。
1998年5月3日、全日本GT選手権第2戦で「日本一のフェラーリ遣い」と呼ばれていた著者、太田哲也は
多重事故に巻き込まれ、全身の40%が「三度」という瀕死の重症を負います。十数回の手術に耐え、
復帰を目指す、著者の強靱な精神力と前向きさには頭が下がります。レーサーと言うかなり特殊な職業の
人ですが、バブルの崩壊を経験しているだけあって視線がとても優しく、人間の「生きる力」を信じる事が
出来ます。著者の事故の凄まじさの一端に触れるには、ぜひ本の表紙を確認して下さい。 題名の「クラッシュ」は事故を意味するクラッシュではありません。この言葉に深い意味があります。
紙の本
2001/06/26夕刊
2001/06/29 15:18
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本一のフェラーリ遣いと呼ばれた著者に悪夢が襲った。全日本GT選手権で多重事故に巻き込まれ、ひん死の重傷を負ったのだ。「あれもできない、これもできない」という自暴自棄な思いを乗り越えてリハビリに励み、事故から二年半で再びサーキットに復帰した。家族に支えられ、自分と闘う日々を素直につづった。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001
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