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紙の本
22歳のOLが会社を辞めてたこやき屋を成功させていく
2001/08/06 00:00
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投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
専門学校を出て会社で2年間。とっても元気なOLだったのだろう。周りから「浮いている」と言われても、自分では気づかないような女性。しかし、ある日ふと、「自分は何をしているんだ」と思う。そして、懸命に考えた結果、特技は『どうしても組織に染まれない部分がある』と気付き、会社に辞表を出す。
辞めてから、店のスペースを探し出し、そのスペース、イメージにあう店としてたこやき屋を考えて、商売を始める。商売用のたこやきを焼けるようになるまで、1日というのは信じられないが、とにかく商売を始めてしまう。そして、あとは根性というよりもこの人のキャラクターというべきか、あっさりと成功していってしまう。立地もよかったのだろう。もっとも考え抜いての場所ではある。熊本の夜の繁華街。まわりには、キャバレーやバーのたくさんある。そして、呼び込みの兄さんや、バーのホステスを味方にしていくのだ。
そして、月商120万円までにしていく。家賃11万、人件費(アルバイト代)15万が主な出費らしく、原価率は不明だが、かなりの利益になったのではないか。有限会社の設立も自分で行ったという。すごい。このあたりのノウハウをもっと書いて欲しかった。とにかく当たり前とはいえ、この人なりによく考えている。そして、よく観察している。それが成功の原因だろう。
営業中の周りでのいろいろなエピソードはそれなりに面白いが、この本の目的にはそぐわない。もっとも、このような明るい性格も成功に導いた一つの原因ではあろうが。そして、5年で店を辞め、上京。本を書く。なんとも痛快な生きかただ。
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