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紙の本

2001/09/16朝刊

2001/09/20 18:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 独立・起業の体験さわやかに
 爽やかな語り口、そして、なによりも著者の身の処し方が爽快感に溢れている。
 一九六〇年生まれの著者は、学校を出て、外資系の大手コンサルティング企業に職を求め、三十代の半ば近くにシリコンバレー勤務になる。しばらくして、現地で独立し、自前の会社でコンサルティング活動をはじめる。やがて、エンジェル(ベンチャー企業への個人投資家)としてベンチャー・ビジネスへの投資を経験し、さらには、ベンチャー・キャピタリストへの道を歩み出す。
 これが四十代はじめの今日まで、数年間の道筋である。一九九〇年代の後半にあたる。それは、「シリコンの谷間」が疾風怒涛に見舞われた時代であった。ITベンチャーが一気に勃興し、有為転変を繰り返して、二十一世紀を目前にネット・バブルが見事にはじける。
 そんな周囲の荒々しい変化を冷静に見つめながら、東京に書き送った六十通の「手紙」がここに集められている。ときには見通しを誤ったりもしつつ、自分ひとりでビジネスを立ち上げ、妻との生活を構築する経緯が淡々と描かれる。
 読みながら、共に等身大のシリコンバレーに身を置いているような錯覚を抱く。
 一歩一歩、成功への道を辿っている、この日本人を支えているのは、当地でつむいできた、良質の人間関係である。共にベンチャー投資をはじめた元外交官とは、「知らず知らずのうちにお互い離れがたい関係になっていった」。
 著者が会社を辞めるのを決意したとき、相談相手の天才コンピュータ・アーキテクト(設計者)は、「すべては個人の中から生まれるんだ。会社からじゃないんだ。価値を生み出すのは個人だ。日本人でそういうモノの考え方をする奴に初めて会ったよ」と、勢い込んで話しかけた。以来、ふたりは、それまでとは「全く違う親密な」間柄になったという。
 いままさに生き方を模索している若い日本のビジネスマンは、本書から、大きな勇気と多くの示唆とを受け取るにちがいない。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

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紙の本

著者コメント

2001/07/31 18:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私は今、シリコンバレーで小さなコンサルティング会社を一つ持ち、仲間と一緒にベンチャーキャピタルも経営しています。

「シリコンバレーに来るときから計画していたのですか」
とよく質問されるのですが、7年前に日本を離れたときにはそんなつもりは全くありませんでした。「起業の聖地」とも言うべきシリコンバレーの持つ力に強く影響されて、私自身が変化していったのです。でもその過程で「変化していく自分を楽しんでしまおう」という気分が芽生えたとき、肩の力が抜けて、自分自身が解放され、エネルギーが満ちてくるのを感じたのをよく覚えています。

 本書では、ネット革命とバブル崩壊の現実や、起業家やベンチャーキャピタルについての生の話もたくさん書きました。でも特に、私自身に訪れた思いがけない変化については、葛藤や心の揺れも含め、かなり正直に書き綴ったつもりです。個人が市場に直結する「厳しいけれどやりがいのある時代」に主役として生きる若い日本の人たちにとって、こうした私の個人的経験が何かのヒントになればとても嬉しいと思います。

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2006/03/21 09:27

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2007/08/04 23:49

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2009/01/19 08:10

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2011/02/18 02:35

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