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インド植民地官僚 大英帝国の超エリートたち みんなのレビュー

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.5

評価内訳

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高い評価の役に立ったレビュー

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2006/11/16 00:11

面接試験という差別

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「たった数時間のペーパーテストで、その人物がわかるのか」「欧米では受験生を丹念に面接し、その人品骨柄を見極めたうえで公平な判断を下している。ペーパーテスト万能主義の日本より数段進んでいる」こういう議論が90年代の日本で吹き荒れた。この結果、論文テストやAO入試が大学入試に大幅に作用され、映画俳優という名の芸人やピンポンしか出来ないプーさんが早稲田大学に堂々と入学するようになった。しかし本書を読んでみると「面接試験」の別の意味がわかってくる。欧米で面接試験が導入されたのは、必ずしも公平さを確保し、より「人材」を求めた結果ではなかった。平たく言えば、ペーパーテストの試験成績上位を独占するようになったインド人を主体とする有色人種のがり勉野郎たちを如何に排除し、裕福な白人家庭の子弟を作用するかの手段として「面接試験」が導入されたのである。面接すれば成績優秀者がイギリス人かインド人かは一目瞭然である。幾ら名前を変えても、顔の浅黒いインド人は人目でわかる。こうして英国人はインドを支配する高級植民地官僚を白人で独占し続けたのである。聞いてみれば、なーんだというだけの話。やっぱり世の中で一番公平なのは日本式のペーパーテストなんだという話。分かったら、余計なことは考えずに一心不乱に受験勉強に取り組みなさいというお話でした。

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低い評価の役に立ったレビュー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2002/05/22 15:34

植民地時代のエリート像

投稿者:シャロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

イギリスが植民地として支配した国、インド。
そのインド現地の統治システムのなかで
非常に重要な役割を果たしていたのが
インド高等文官というエリート集団でした。
彼らの出自、選抜方法、辿ったキャリア、また
一社会集団としての彼らのあり方を詳細に分析するとともに、
インドにおいて民族運動が活発になっていく戦間期において
彼らがどの様にインドの変化に対応したのかを書き出しています。
イギリスによる植民地支配のあり方について興味がある人は
一度読んでみてはいかがでしょうか。

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紙の本

面接試験という差別

2006/11/16 00:11

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「たった数時間のペーパーテストで、その人物がわかるのか」「欧米では受験生を丹念に面接し、その人品骨柄を見極めたうえで公平な判断を下している。ペーパーテスト万能主義の日本より数段進んでいる」こういう議論が90年代の日本で吹き荒れた。この結果、論文テストやAO入試が大学入試に大幅に作用され、映画俳優という名の芸人やピンポンしか出来ないプーさんが早稲田大学に堂々と入学するようになった。しかし本書を読んでみると「面接試験」の別の意味がわかってくる。欧米で面接試験が導入されたのは、必ずしも公平さを確保し、より「人材」を求めた結果ではなかった。平たく言えば、ペーパーテストの試験成績上位を独占するようになったインド人を主体とする有色人種のがり勉野郎たちを如何に排除し、裕福な白人家庭の子弟を作用するかの手段として「面接試験」が導入されたのである。面接すれば成績優秀者がイギリス人かインド人かは一目瞭然である。幾ら名前を変えても、顔の浅黒いインド人は人目でわかる。こうして英国人はインドを支配する高級植民地官僚を白人で独占し続けたのである。聞いてみれば、なーんだというだけの話。やっぱり世の中で一番公平なのは日本式のペーパーテストなんだという話。分かったら、余計なことは考えずに一心不乱に受験勉強に取り組みなさいというお話でした。

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紙の本

植民地時代のエリート像

2002/05/22 15:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シャロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

イギリスが植民地として支配した国、インド。
そのインド現地の統治システムのなかで
非常に重要な役割を果たしていたのが
インド高等文官というエリート集団でした。
彼らの出自、選抜方法、辿ったキャリア、また
一社会集団としての彼らのあり方を詳細に分析するとともに、
インドにおいて民族運動が活発になっていく戦間期において
彼らがどの様にインドの変化に対応したのかを書き出しています。
イギリスによる植民地支配のあり方について興味がある人は
一度読んでみてはいかがでしょうか。

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2007/04/25 18:10

投稿元:ブクログ

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