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紙の本

沖田総司思う、ゆえに幕末あり

2005/02/19 22:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この話の中で、新撰組の隊士の1人である斎藤一には、異次元での人格エウリノームがいて、話が進むにつれて斎藤一とエウリノームの人格が融合していくようになる。それは通常の会話と総司とかわす心話との話し方に、だんだんと差がなくなっていくことからもわかる。
 沖田総司は、斎藤ほどではないけれど、徐々に沖田としての人格と東海公子と、そしてまだあまり現われてはいないけれど夢幻公子との差がなくなってくようである。
 というように、登場人物の人格は幕末と異次元との違いを超えて着々と「ありえない」幕末史を描きつつあるのだけれども、物語そのものは、このところ(第7巻から、この第10巻あたり)幕末の史実をなぞる話が続いている。もちろん随所にそうでない話が盛り込まれているのだけれど。
 ずっとこの物語を読んできて、この頃思い出されるのはカントの「我思う、ゆえに我あり」である。夢幻公子が現われた世界が現実であり、それ以外は夢(非現実)であるなんて、まるでカントの言葉のようでもある。そこらあたりの謎を、もう少し明かしてくれると、もっと東海公子や夢幻公子としての沖田総司を楽しむこともできるのだろうけれど、そこまで至らずに、まだ壬生浪士組のままで芹沢の横暴を許している近藤たちを読み続けなければいけないのだろうか。
 少々長いよ。

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