紙の本
成長はかっこいい
2018/12/29 19:36
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
たまごのままがいい=赤ちゃんのままがいい
という考えの、たまごにいちゃん。
とはいえ、いつまでも赤ちゃんのままではいられません。
赤ちゃんからの卒業を促すお話です。
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつまでもママのそばにいたい。おにいちゃになりたくない。そんな気持ちがよくあらわれています。さいご、お兄ちゃんは、カッコイイ、でもいきなり鶏姿は変ではないでしょうか。
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本当は、卵から出ていないと
いけないのだけれど…。
卵から出たくないので
卵の殻をつけたまま
大きくなってきました。
その名を
「たまごにいちゃん」
弟たちの方が
おおきく(ひよこ)なってきました。
それでも、
たまごにいちゃんは
全然へいきです。
たまごのまんまのほうが
いいんです。
いつでも、お母さんに
あっためてもらえるし
周りの人たちにも
おおめに見てもらえるし…。
でも、ある日。
たまごにいちゃんは
石にぶつかってしまいました。
くしゃっ
って音がしたんです。
思った通り…。
卵の殻は
ぱらぱらりん。
さて、たまごちゃんは…。
今年は酉年。
たまごにいちゃんも
ますますブレイクしそうですね。
大きくなりたいけれど
まだまだ、甘えていたい。
ちびっ子たちなりの
心の葛藤が
そのまんま
たまごにいちゃんが
表現している感じです。
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Doary:2004/06/04
精一杯背伸びをして暮らしている子たちは、自分の気持ちをわかってくれるひとがいるって思うだけでずいぶん違う。もう1歩が踏み出せないでいるおとなだって、なかなかドキリ。
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実はもうひよこじゃなくなっているのに、いつまでもたまごの殻から出てこようとしないたまごにいちゃん。
まるでいつまでも「ばぶちゃん」から抜けられない娘の姿とかぶります。
ほのぼのとして、ユーモアのある楽しい絵本です。
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たまごにいちゃんは、もう殻から出ていいおにいちゃんなのに、殻をまとって生きています。甘えたい守られたい、でも冒険もしたい。そんなこどもの心理にぴったり。しかもちょっとひきこもりがちの現代の産物だなと。
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ずっと子どものままでいたいけど・・・
ずっとカラをかぶってたらお母さんからもずっと温めてもらえるし。
ずっとこのままでいたいな。
たまごにいちゃんじゃんくても、考えてしまいます(笑)
しかしついに!
そのカラが粉々になってしまいました!!
しかたない・・・大きくなるか!
とたまごにいちゃんは立ち上がります。
「卒業」を迎えたいろんな場面で子どもたちに読んであげたいですね。
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近所の私設ユカチャング文庫でぎゃはは系をお聞きしたところ、薦めていただきました。息子はぎゃははと笑う前にいつまでも卵でいたい「たまご兄ちゃん」の行動の不思議に目を見張ってました。卵から出てかっこよくなった(らしい)お兄ちゃんに息子もほっと一息、「お兄ちゃんになったんだね」と優しいまなざしでみつめていました。
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たまごのまんまがいいなんて!まだまだ甘えん坊でいたい誰かさんと、そっくり(笑)。でも、殻が割れて、本来の姿になってみんなから「にいちゃんカッコイイ!」と言われて悪い気分はせず。おにいちゃんであることの喜びと自覚(?)は、こういうふうにして形成されてゆくんだろうな人間も…と思わずにはいられなかった次第なわけで。うちももっともっと上の子をほめてほめて、ほめまくって、たまごにいちゃんみたいにキリリとさせていこうかな(笑)。
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息子にとっては保育園で既になじみのある本。前々から興味があったので、買ってみました。たまごのままでいたかったお兄ちゃんの気持ち、息子はわかるのかなぁ。彼はどんどん大きくなりたいタイプかなぁ。ラストでは、なんだか読んでいた私がぐっときてしまいました。そうだよね、大きくなるってカッコイイかも、って思っていたいよね。[2008.4の本]
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一緒に読んだ本『しぜん くだもののはな』
6月使用。
他に読んだ学年:中3(一緒に読んだ本『なりました』 H17年度11月使用。)
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オトナになりたくないから、たまごから出ない。この作者、小さい頃『カリメロ』が好きだったんじゃないかしらん。どうやらシリーズになっているらしい。続きが気になるけれど、図書室にあるかな? あったとしても、娘が借りてくれるかな?(なかったら市立図書館に探しにいこうっと。)(2006-07-05N)
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たまごにいちゃんは、本当はもう たまごから出ていないといけないんです、でも まだ たまごの殻を 付けたまま。
たまごにいちゃんは、ずーっと このままで いたいと思っています。なぜ?って・・・いつでも おかあさんに温めてもらえるから !
ところがある日 「クシャ」・・・と、たまごの 殻が割れてしまいます。
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ほんとうはもう、たまごから出ていないといけないんだけど、たまごのままでいたい、たまごにいちゃん。だって、いつまでもお母さんに温めてもらえるし、ほかにも楽しいことがいっぱい。でもある日…。
お兄ちゃん、お姉ちゃんのいる子も、また逆の立場の子も心の中で、兄弟への、あこがれ、嫉妬と、自分なりに戦っているはずです。
できることなら、いつまでもたまごの中にいたい。
お母さんに甘えていたい。みんなにやさしくしていてほしい。
でも、大きくなった君も素敵なんだよ。送ります。子供達は、この本から自分は理解されているんだという安心感を感じるはずです。
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子供たちがお気に入りで毎晩読んだ絵本。
大人には子育ての心得のようにも読めました。
急いで成長しなくってもいいんだよね。その子のペースで。
いつか殻を破る時がくる。そのときには「意外といいな」と思える心が育っている。
私もおおらかに見守れる親になりたい、と、毎晩読むたびに心が温まる絵本です。