紙の本
神話や民間伝承の絵本みたいです。
2006/06/27 20:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤毛のアン、フラワーフェアリーズ、神話、グリム童話。この辺が好きな方にお勧めします。
みどりおばさんはの趣味はガーデニング。ちゃいろおばさんの趣味はお菓子作り。むらさきおばさんの趣味は手芸。
ガーデニングにお菓子作りに手芸!
「こんなんやってる子いたら素敵〜」が勢ぞろい!
おばさんとは言っても赤毛のアンとか大草原の小さな家みたいな服着ててかわいいのです。
おばさん方の性格は何も書かれていないが絵に描かれています。
みどりおばさんは眉間にしわ寄せてて常に不愉快そうで近づくのが怖い感じ。…リラックスのために緑を増やしてるんでしょうか。
ちゃいろおばさんはやたらにこやかで少しのことでは動じないすさまじいおおらかさ。…準備も後片付けもしちめんどくさいお菓子作りですからそんな性格じゃなきゃ楽しめないような。
むらさきおばさんは少女のようにかわいらしいナイーブさを持ってて、でも悲観的でクヨクヨ…。…ひっそり手芸でロマンを作っているのでしょうか。
何も言わずとも絵を見れば一発でそういう人だと分かります。風刺画のようです。
子供だったら「個性の違う三人」ってやつにすごい惹かれますよね。
パリスの審判…黄金乳香没薬…初期のセーラームーン…。
大人になってもメルヘン大好きという部類に強くオススメです。
自サイトより加筆修正
投稿元:
レビューを見る
園芸好きのみどりおばさん、お菓子作りの上手なちゃいろおばさん、刺繍やシロップ作りが得意なむらさきおばさんが、小さな家に住んでいました。お向かいに住んでいるのはあおおじさん。愛犬プリックをめぐる騒動から、みなしごのペッテルとロッタがおばさんたちと一緒に暮らすようになるいきさつを描きます。彩色された絵もいいのですが、影絵もすてき。シリーズ1作目です。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
むかしむかし、ある小さな町に、小さな通りがありました。
その通りには小さなきいろい家があり、その家には3人のおばさんがすんでいました。
みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさんです。
もちろん、おばさんたちにはひとりずつ、ちゃんとしたなまえがありましたが、町の子どもたちはみんな、こうよんでいました。
いつもきまって、みどりおばさんはみどりのふく、ちゃいろおばさんはちゃいろのふく、むらさきおばさんはむらさきのふくをきていたからです。
これはタンポポがきいろで、リンドウがあおいのとおなじように、あたりまえのことでした。
読んであげるなら5才から、自分で読むなら小学校中級から。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
みどりおはさんは庭仕事、ちゃいろおばさんはキャラメルやクッキー焼き…と設定が楽しい。文章が結構多い。べスコフの絵が好きだ~。
投稿元:
レビューを見る
2012.6.2.sat
【経路】
図書館。
色の意味に興味を持って。
【感想】
登場人物に色でキャラクタライズするのがいい味だしてる絵本。
こどもに甘いおばさんたちと、厳しいあおおじさんが微笑ましい。ほっこり
【メモ】
◎登場人物◎
•緑おばさん、ガーデニング
•茶色おばさん、お茶とお菓子
•紫おばさん、刺繍とシロップ
•青おじさん、知的
◎ストーリー◎
飼い犬の迷子、誘拐。
こども、子猫も加わってハッピーエンド。
投稿元:
レビューを見る
文章が長いので寝かしつけで読むのに躊躇していたが、気力が持ちそうなとき(私の)読んでみたら・・こちらもスンナリ読めるし、子どもたちも楽しそう。
当たり前か~、ベスコフだもんね。
もっと早く、読んであげれば良かったな。
投稿元:
レビューを見る
これ、傑作集だったんだー。
登録しようとして初めて気づく。
これはね、なかなか悪くないよ。
よく分からないけど、でもちゃんと起承転結あるし、このおばあちゃんたちの色分け、なんかよく分からない親近感が湧く。というか、なんか、子ども絶対好きだと思う(^-^)。
投稿元:
レビューを見る
だーいーすーきー
ベスコフ、実はこのシリーズ読んでなかったんです。
3人のおばさんシリーズ全5冊、順に読んでいかなくちゃ!
プリックを連れて日曜日のお散歩に出かけた3人のおばさん、あれを忘れたこれを忘れたとなかなか前に進みません。そこへ向かいの青おじさんがやってきて、おしゃべりを始めちゃったものだから、プリックは待ちきれなくてひとりで散歩道へと駆け出してしまいます。
そこでなんと、どうぶつを見世物にする悪い芸人につかまってしまうのです。。
プリックを探しに出かけるおばさんたちの、なんというかお上品で呑気で(使えない)ことと言ったら!
だって、誰がどの道を探しに行くかをクッキーのくじ引きで決めるんだもの。。
まあ、その中でもいちばん心優しいちゃいろおばさんのおかげで、素敵な子どもたちに出会えたのだけど☺️
おばさんたちは、気難しいのかと思いきや、
おりこうな子どもたちには優しくて、動物がだいすきなのですねぇ。。
投稿元:
レビューを見る
昔の本だけど家族の多様性の在り方の勉強にもなりそう。字が多いので一人読みは中学年くらいからできそう。
投稿元:
レビューを見る
文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他
投稿元:
レビューを見る
「3人のおばさん」シリーズっていうらしいよ。一緒に暮らしている3人のおばさん。それぞれ好きなことも性格も違う。犬のブリック、ご近所のあおおじさん、最後にはみなしごのペッテルとロッタ、猫も加わって大所帯。とてもいい。おもしろい。3人付かず離れずそれぞれ好きなことをして。子どもたちには当たり前に愛を注いで。いい生き方。あおおじさんも素敵。