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みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん みんなのレビュー
- エルサ・ベスコフ (さく・え), ひしき あきらこ (やく)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:福音館書店
- 発行年月:2001.9
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絵本
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紙の本
神話や民間伝承の絵本みたいです。
2006/06/27 20:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤毛のアン、フラワーフェアリーズ、神話、グリム童話。この辺が好きな方にお勧めします。
みどりおばさんはの趣味はガーデニング。ちゃいろおばさんの趣味はお菓子作り。むらさきおばさんの趣味は手芸。
ガーデニングにお菓子作りに手芸!
「こんなんやってる子いたら素敵〜」が勢ぞろい!
おばさんとは言っても赤毛のアンとか大草原の小さな家みたいな服着ててかわいいのです。
おばさん方の性格は何も書かれていないが絵に描かれています。
みどりおばさんは眉間にしわ寄せてて常に不愉快そうで近づくのが怖い感じ。…リラックスのために緑を増やしてるんでしょうか。
ちゃいろおばさんはやたらにこやかで少しのことでは動じないすさまじいおおらかさ。…準備も後片付けもしちめんどくさいお菓子作りですからそんな性格じゃなきゃ楽しめないような。
むらさきおばさんは少女のようにかわいらしいナイーブさを持ってて、でも悲観的でクヨクヨ…。…ひっそり手芸でロマンを作っているのでしょうか。
何も言わずとも絵を見れば一発でそういう人だと分かります。風刺画のようです。
子供だったら「個性の違う三人」ってやつにすごい惹かれますよね。
パリスの審判…黄金乳香没薬…初期のセーラームーン…。
大人になってもメルヘン大好きという部類に強くオススメです。
自サイトより加筆修正
紙の本
<3人のおばさんシリーズ>を知るには、これを読まないとダメです
2002/05/17 11:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さなえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
3人のおばさんは、町の人たちから、それぞれ着ている服の色にちなんで、みどりおばさん・ちゃいろおばさん・むらさきおばさん、と呼ばれています。そして、向かいの家に住んでいるおじさんは、これまた着ている服の色から、あおおじさんと呼ばれています。
ある日、3人のおばさんが、飼い犬のプリックを連れて散歩に出かけようとしたときに、あおおじさんと出会って、立ち話を始めてしまったことから事件が起こります。プリックが、一人(一匹?)で先に行ってしまったのです。プリックがいなくなったことに気づいた3人のおばさんは、それぞれプリックを探しにいきますが、みどりおばさんは小屋の高いところまで登ったところでハシゴを倒していまい、むらさきおばさんは小川を渡ったときに服を濡らしてしまいます。一方、ちゃいろおばさんは、お金を無くして泣いている兄妹(ペッテルとロッタ)に会い、お金をあげ、プリックを見かけたら知らせてくれるように頼んでおきました。
ペッテルとロッタは、そのあと偶然にプリックを見つけ、プリックと一緒にむらさきおばさん・みどりおばさんを助けました。この兄妹には父も母もなく、いじわるな洗濯女と暮らしていたので、これが縁で、兄妹は3人のおばさんと一緒に暮らすことになりました。
<3人のおばさんシリーズ>の第一作目です。
ベスコフの数ある絵本の中で、シリーズ化されているのはこのシリーズだけです。
それゆえに、いかにベスコフが、このシリーズに登場する人物たちを愛しているかがお分かりかと思います。ベスコフは、小さい頃に母方のおばさんたちと一緒に暮らしていた時期があり、これらの人たちが3人のおばさんのモデルになったそうです。
この絵本では、はじめに3人のおばさんを一人一人説明しているので、とっつきにくい感じですが、途中からはプリックを探すという命題に向かってどんどんお話が進んでいくので、楽しめると思います。『おひさまのたまご』などでも見られるような、見開きの右ページは優しい水彩画風の絵、左ページは文章と黒い影絵、という構成になっています。文章が長めなので、一つのページ(絵)を眺めている時間がどうしても長くなってしまいますが、黒い影絵のおかげで絵に動きを持たせることが出来ます。
紙の本
みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本)
2019/04/20 13:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lakini - この投稿者のレビュー一覧を見る
これ、傑作集だったんだー。
登録しようとして初めて気づく。
これはね、なかなか悪くないよ。
よく分からないけど、でもちゃんと起承転結あるし、このおばあちゃんたちの色分け、なんかよく分からない親近感が湧く。というか、なんか、子ども絶対好きだと思う(^-^)。
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