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Papa told me 26 (ヤングユーコミックス) みんなのレビュー
- 榛野 なな恵 (著)
- 税込価格:556円(5pt)
- 出版社:集英社
- 発行年月:2001.11
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コミック
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紙の本
心が暖かくなるマンガです。
2001/12/01 17:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
少女マンガや・女性向マンガというと恋愛ものが多いのですが、このマンガのテーマは父と娘の愛です。とはいっても、お涙頂戴のお話ではありません。
お父さんは売れっ子の小説家兼主夫(家事がとっても上手です)・娘はしっかりもの(ロマンチストなくせに、冷静な目で大人を見ています)。この、父子家庭とそれを取り巻く人々の様子が描かれています。
父子と周りの人々は、普段私たちが直面するようにいろいろな悩み事を抱えています。その悩み事はそれぞれ千差万別。子供の世界の悩み事もあれば、大人の世界の悩み事もあります。
拒食症になった少女・仕事と結婚に悩む女性・両親の離婚に悩む女の子それぞれが他人には打ち明けられない悩み事を抱えていますが、主人公父子と触れ合う(といっても、街中ですれ違うだけのかかわりもあります)ことで心が安らいで悩みを乗り越えていくのです。
それぞれとても現実的な悩み事で、そういうこともあるよねえ。と思わせるようなおはなしです。
しかし、一方で公園の池にネッシーのような恐竜がいたり、街中をドードー鳥が歩いてたり、小説の中の王女が現れたり、本の世界に迷い込んだり、春を配るおばあさんが出てきたり…。子供の持つロマンティックな想像が現実の生活と交じり合ってきたり…。ちせちゃん(主人公…娘)の見る現実と夢の世界が心温まる物語です。
悩み事があったり、一人がさびしいようなときに読むと、心が温かくなります。大人によんでもらいたいマンガです。
紙の本
バレンタインの憂鬱。
2002/07/10 20:21
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投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バレンタインデーに、乾は山ほどチョコレートをもらう。乾にとっては、迷惑なだけだ。知世だったら別だろうが、もちろん、知世はお父さんにしかあげない。
バレンタインなんて行事は、無い方がいいのではないだろうか。あってもいいが、義理チョコってなんだ?あまりにも無駄だ。もらった方も、返さなくてはならない。お金がもったいないだけではないか。
それにしても、乾の想いはいつか知世に届くのだろうか。
紙の本
私は、私以上でも以下でもなく。
2002/03/20 11:24
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投稿者:猫山まどか - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界はひどくシビアでシュールだのに、「それでもだいじょうぶ」と世界の甘やかさを思い出させてくれます。
それは夢でもおとぎ話でもなくて、ちゃんと『ある』地に足のついた現実の甘やかさ。一歩止まってゆっくり辺りと自分を見つめ直せば誰でも見つけられる、きれいでかわいくてちょっと寂しいものたち。そんなもの達をけして離せない不器用な登場人物たちは、迎合できない故に世界にしょんぼりとし、立ち止まり、自分が迎合できないことを認めてゆっくりと進んでいきます。
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