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紙の本
【編集者コメント】若い読者にぜひ
2001/12/04 10:06
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投稿者:日本実業出版社 寺島 - この投稿者のレビュー一覧を見る
兵法書のバイブル「孫子」は、決して過去の書物でも、あるいは昔の中国を範囲だけのものでもありません。むしろ、国際間、企業間など複雑な関係が絡み合う現代にこそ、「戦い」において勝つことの意味を教えてくれる戦略書として、戦争の将軍だけでなく、経営者にも愛読されているものです。
たとえば、今回の同時多発テロに端を発する紛争を考えてみると、「正義」を振りかざして世界中を味方につけようとする米英対イスラムのテロ勢力という構図だけでは、問題の解決は見られないでしょう。パレスチナ、イスラエル、ロシアなどの国々が絡み合い、とりわけ中国の構え方をうかがうと、さすが「孫子」を生み出した国という感があります。
本書は、類書のような「古臭い」ものでなく、若い人にも興味を持って読んでもらえるように作り上げたものです。「孫子」の言葉とその考え方を取りあげるだけでなく、古今東西の「孫子」に関わる様々な人物と戦い、また中国古典から現代までの他の戦略書についても深く解説してあります。
実際の戦闘を経験する人はごく少数でしょうが、一般の人でも、社会を生き抜くための人生観や世界観を養ううえで、非常に役立つ、面白い一冊です。
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