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紙の本
金の卵と見るべきか
2002/02/27 00:06
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投稿者:りさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
彼女はサラブレッドだ。その血脈というものはほかのだれもかなわないだろう。
この本を読み終わった後、なんとなく消化不良な感じがした。エッセイだと思って読んでいたけど(後ろの紹介文にそう書いてあったし)実は物語だった。経験に基づいた小説っていうのかな。そこがなんとなく無理しているなあという気がしたのだ。
例えば、アメリカのテレビドラマを見ていると、妙に大げさというか、しらじらしいものを感じることがあるあんな感じ。なぜだろう。
ちょっといいことも書いておこう。やはり言葉の使い方はうまい。これはちょっと勉強しただけでは身に付かないものだ。上品で、自然。この二言に尽きるのではないだろうか。恥ずかしながら私の知らない言葉もいくつか登場して、思わず辞書を引いてしまった。
そういうところに大きな才能を感じる。ここまで来たらやはりおおもとの幸田露伴を読んでおくべきだろうな。
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