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曹操に油断や慢心は無かったのだろうが、地の利・水軍での戦い、それを采配する周瑜が見事だった。大敗だった。そこからは軍人の戦い。敗走する曹操は執念で生き延びようとする。生きて駆け抜けさせたのが常に曹操の側にいて護衛している許褚。200km先を馬で駆け抜けると当然潰れてしまうが、張飛・趙雲に追いかけられる中で、冷静に馬が潰れない様に休みを入れて耐えながら進むシーンの追う・追われる側の心理描写が見事だった。曹操が虎痴と呼び、許褚には殿と呼ばせる。今まで主従関係だけだった曹操に新たな関係が垣間見えた。
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凌統陸遜コンビの登場と仲良しっぷりに夷陵フラグを感じる昨今です。
北方版では何故か夷陵にいる凌統。呉書では合肥ちょい過ぎまでしか記述が無いけど。
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時間が無くてだいぶ時間がかかったが何とか読了。けど、だいぶ時間が経っても印象に残ったのは赤壁の戦いと曹操の敗走。
許褚が馬を潰さないように休みを適度に入れながら冷静に曹操を逃がす所が印象深かった。
また、周瑜が流れ矢に当たったのが原因で身体が蝕まれていく。次巻で周瑜は死ぬんだろうなぁ。矢に当たってなかったらどうなっていたんだろうとifを考えてしまった。きっと面白い事になっていただろうなぁ。。。
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前巻、2度読みして時間を掛けた分、本巻はスムーズに読めた。
本巻は、レッドクリフでお馴染みの「赤壁の戦い」が描かれている。北方氏によってどのように脚色されるのかを期待して読んだところ、何と、揚州軍(黄蓋軍)が曹操軍に投降と偽ってぶち当たって火攻めをしたのみ。そのまま曹操が逃亡して赤壁の戦い終了。呆気ない。まあ私は軍事マニアではないため、あまり戦闘シーンは好まず都合が良いのだが。
本書では、三国志後半に蜀軍で活躍する黄忠、魏延、馬謖も登場。孔明が、長沙太守:韓玄を裏切って味方した魏延をすぐに斬れと命じたのは後半への布石だろう。また、同じく後半に魏軍の軍師となって孔明の好敵手となる司馬懿仲達も曹操の巡察中に初登場。まだ30歳前後の若手である。今後、随所に出てくるだろう。
面白くなってきた。スピードを上げていこう。
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赤壁の戦いがメイン。
派手ではないけれども、じっと耐えるような戦と周瑜の戦略が美しい。
周瑜の結末が分かっているだけに、慕われているところがまた悲しいけれども、陸遜や司馬懿など次の世代も出てきて楽しみ。
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曹操が大敗を期す赤壁
鳳雛が鎖で船をつなぐよう進言するわけでなく。
苦肉の策もなく、孔明のおまじないがあるわけでもない。
ただただ、軍略と論理的な思考がある。
特に誰かが死ぬわけでもなく
作中の武将達同様この小説自体も力を蓄えている感じがある。
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赤壁!
連環の計も書かれず、二喬も関わらず、苦肉の計もなく、10万本の矢のくだりもなく、ただただ人があるといった感じです。
ケレン味といってはなんですが、そういう大イベントを書かなくても、ここまで描けるという、そんな凄さを感じました。
龐統がまた、面白い登場の仕方をしてますねw
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赤壁の戦い。寡兵で曹操の大軍を破ったのは決して奇跡でも僥倖でも運でもない。周瑜の先の先を読んだ戦略も見事であるが、その戦略の全てをとうに看破洞察していた諸葛孔明は流石の一言に尽きる。
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赤壁きました!
孫権・劉備軍と曹操軍がぶつかる。確かにものすごい意味をもった戦だったんだなぁ。もしここで曹操が勝ってたら、三国時代なんてなくて、歴史はまったく変わってたんだろうな。
そのわりに意外にあっさりで拍子抜けだけど。歴史的にものすごく重要な局面でも、実際その中にいる人たちにとってはこんなものなのかも。きっと意味は後からついてくるものだね。
これでレッドクリフ見れる!
赤壁の戦いで、いよいよ三国の形が見えてきました。
でも、最初からいた劉備、関羽、張飛、曹操らの勢いにも陰りが・・
老いからは誰も逃げられないし、どんな英雄でも戦うことはできないね。あせる気持ちも若さを羨む気持ちもわかってせつない。
そして周喩はもったいなすぎる!まだ若いのに!やめてー
それぞれがどのように後継者を残していくか気になるところです。
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曹操軍30万と、孫権、劉備軍が対決する赤壁の戦い。中盤のクライマックスだが、周瑜、孔明の策略が的中。一気読みするほど面白かった。そして劉備はついによって立つ場所を得る。周瑜のかっこよさは異常。
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遂に赤壁の戦い!まあ結果はわかってるんだけど、北方版は意外とあっさりでびっくりでした。曹操の心には焼き付いているんだろうけどね。劉備も着々と力を付けてきていて、物語がまだまだ続く感じがしますね。今まで読んだ三国志とは違いますね。
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ずっと前に読んだのを登録し忘れてた。
うーん、どんな話だったかなあ。面白かったことは確かなんだけど。
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赤壁の戦いで曹操軍を破った後、劉備は荊州の南で治を固め、孫権軍周瑜は曹操軍に備える状態。これから同盟の周瑜/孫権と劉備、曹操の3国時代が幕開け
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赤壁の戦い。
周瑜は 戦略をもっていた。
天下 二分の計。
長江を軸にして、楊州から益州までの
陣地を確保することで、曹操に対応できると。
そして、30万人の曹操軍に対して、
千里の罠を 考えだし、
北風の強い季節に わずかな日に
南風、南東の風が吹くことを知っていた。
それが、周瑜の賭けに近い 戦術だった。
諸葛孔明は それを見抜き
北風が 強いと周瑜にいい そして
なにが 必要なのかを 諸葛孔明は 理解していた。
そのことに 周瑜は 驚きながら
確実に 自分の道を進み 勝利があることを
知っていたのだ。
周瑜も 孫策と似て、天才だった。
その孫権は 周瑜を理解しながらも、
考えて考えて 結局まとめることしかできない。
管理はできるが 戦争はできない ということだね。
諸葛孔明は 実践のなかで
やっと 軍師は なんであるかを知るのだった。
天下をめざすための 戦術を組み立て始めた。
曹操は まさかの敗北を期して、
覇者への野望を 打ち砕かれるのであった。
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再読。
赤壁の戦い篇。
曹操敗走はずっと頭に残っていたシーンの一つ。
泥の中を這いずってでも生き延びる強者の姿に感動。
袁綝登場。
ゆくゆく馬超との魅力的なコンビ結成されるのが楽しみ。
ささ、次巻へ。