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赤壁の戦いって、ほとんど劉備は関与していないのですね。
全13巻の真ん中に来て、今回はちょっと中だるみの感じですね。特に新しい登場人物も出てこないし、今回の主人公の周瑜も、孫策が死んでからは余り魅力が無くなってしまった。
今後を期待しましょう。
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「戦略的に負ける」という孔明の発想には劉備軍はかなり驚いたに違いない。敵を前にした時の戦術や武力、退くべき時の判断力には非常に長けているが、その先への考えが浅く、その場をしのいで生き抜いてきたため、劉備はなかなか領地を得られなかった。それが孔明を迎え入れたことで一気に飛躍する。孔明の力で、孫権との同盟に成功した劉備軍だが、曹操との水上戦は孫権軍の周瑜に委ねる他なかった。周瑜には緻密な戦略があったため、30万の曹操軍をわずか数万の兵で討った。赤壁の戦いである。周瑜の戦略は曹操の動きを全て先読みしたあらゆるパターンが緻密に練られている。事前に人を巧みに動かし、敵を騙し、自然の風をも武力に加える。自らその戦略を立て、自ら兵を率い、見事に曹操を打ち破った。かの有名な赤壁の戦いにしては決戦時の描写が呆気ないように感じたが、緻密な戦略とそれに沿った事前の準備がいかに重要かということが逆に良く分かった。
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負ける時さえ、戦略に沿った負け方をすべきだ
道をきわめるのは、ひとりきりでやるものだと思います
何年かかろうと、、凌ぐという気がする。
それまでに、苦しみ、悩むこともあるだろう。それは戦をする者も、政事をなす者も同じだ。
人に対する、やさしさ。
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あいかわらずサラサラ読める。
三国志にはない、何気ない簡雍と孔明や劉備と関羽のやりとりが名場面に。
そして老いを描くとは、普通の三国志を読んでても楽しめる。
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俗にいう「赤壁の戦い」
戦いを迎えるまでの両軍の様子から
テンポよく描かれている
水上戦を周瑜が制し、陸上戦で劉備軍が曹操を追い詰める
曹操追討の場面が、兵や馬の息遣いまで聞こえてくるような感じである
孫権と劉備のあやふやな同盟関係もかろうじて保たれている
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再読。
赤壁の戦いが終わってからのこの世界。
読んだはずなのにまるで覚えていない。
曹操の印象が強すぎて、周瑜ができる人のイメージもほぼなかった。
さて、これからだけれども、なんだかあやふやで終わって行くんだっけなぁ。
次巻へ
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赤壁の戦いで曹操の圧倒的優位を覆し、三国態勢へと世が変わった。
劉備軍もようやく体制を整え、寄って立つ地を得て戦力の充実に向かう。
一方、周瑜は最大の仕事を終え、死に近づいている。この巻の巻末で周瑜が死ぬのかと思ったが、次巻でも出てくる。
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赤壁の戦いを終え、ついに劉備が自立。そして遂に司馬懿が登場する。曹操は後継者問題を抱えるなど、いよいよ曹操の時代も終わりが見えてきた。
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ここまでで張飛に比べると関羽についての魅力的な描写が少ない気がする。細かくキャラクターの視点を変えながら書かれていて分かりやすい。演義に忠実なわけでもないが全く気にならない。戦局を大きく変えた三国志最大の戦いのひとつがあっさりした描写だった。
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赤壁。
いよいよ主要人物が出揃う。
孫権の哀しいところは、周りの者たちがあまりにも早く亡くなってしまうところだろう。それさえなければ、もっと力をつけていたかもしれないと、歴史にif はいけないと知りながらも思ってしまう。
劉備軍の充実ぶりとその中での、登場人物の微妙な心の揺れが描かれ、なかなか面白かった。