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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.4

評価内訳

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本

日教組がやったこと

2002/04/19 23:30

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつて私立校は名門公立学校に行けない金持ちの馬鹿が行く
落ちこぼれの吹き溜まりだった。府立1中(日比谷高校)に
落第した吉行淳之介は「あそぶ中学」と馬鹿にされていた
麻布中学に泣く泣く進学した。昭和40年代のはじめまで
番町小学校→麹町中学校→日比谷高校→東京大学は全国の公立
進学コースのトップに君臨する不動の4番バッターだった。それを
小尾虎之助とかいう東京都教育委員会の馬鹿が徹底的に破壊した。
曰く「15の春を泣かせない」この都立進学校破壊運動は瞬く
間に全国に伝播。全国の公立学校はみんなどんぐりの背比べ
学校へと貶められていった。それもこれも教育改革を指導した
連中が受験競争の敗残者であったからいけなかったのだ。自分の
青春を真っ暗にした進学校さえなくせば受験競争はなくなると
アサハカな考えで「改革」を行ったから失敗したのだ。それは
宿題をドブに捨てれば宿題から解放されると夢想する出来ない
坊主にそっくりだ。しかし、進学校はなくならなかった。かつて
馬鹿が行く学校と馬鹿にされた私立校がいつの間にか進学校に
変身してしまった。15の春どころか12の春で子供は泣くように
なった。しかし一番悲惨なのは近所に名門私立中学のない田舎者
だ。「やっぱり鶴丸ですたい」といまさら叫んでも、それは受験
に破れた鹿児島の田舎者の遠吠えに過ぎなくなってしまった。
日教組の教育改革はこうして日本の田舎者にしわ寄せをするだけ
で終わってしまった。

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紙の本

はい、そうですか

2001/12/23 09:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小田中直樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 僕には二歳になる娘がいるけど、ここのところ受験とか英才教育についてのダイレクトメールが舞い込むようになった。でも、遠い世界の話のような気がして仕方ない。なにしろ、二歳っていえばまだ何かあるとすぐに「だっこ、だっこ」ってせがむような年齢だし、親(つまり僕ら)の頭を考えると英才だとは思えないし、僕らは地方の街に住んでるので「お受験」するような学校が近くにないし。でも「お子さんの才能を伸ばす環境を提供するのがご父兄の役割です」みたいなことをいわれると、それもそうだって気になる。

 この本の著者の井上さんは二人の娘さんを中学受験させた経験を持ってるけど、中学受験の勝者は「まず正しい志望校を選択し、見事にそこに合格した人」であり、敗者は「合否に関係なく、正しい志望校を選択しなかった人と、志望校に受からなかったことをあまりにも重く受けとめ、それで人生に対するやる気をなくしてしまう人」(一二ページ)だって定義したうえで、勝者になる方法を考えた。具体的には、中学受験と小学受験の違いは何か、中学受験の勝者とは何か、勝者になるために親は何を考え、何をすればいいか、中学受験を含めた理想の親子関係は何か、といった問題を論じる。

 この本のメリットは次の二点にある。第一、小学受験や中学受験を考えてる父兄に対して、三つの大切なメッセージを発したこと。第一、小学校高学年の頃に自我が芽生えることを考えると、小学受験と中学受験は決定的に違うこと。たしかに、自我が芽生えるまでの時期は、親密で信頼できる人間関係を築くことが父兄の第一の仕事だろう。そう考えると、小学受験にはちょっと無理があるのかもしれない。第二、子供の人生は長いのだから、受験に失敗したとしても、いくらでもやり直しがきくこと。そして、たしかに、子供が動揺しないためには、父兄が泰然自若としてることが大切なんだろう。第三、とくに中学受験の主人公はあくまでも子供であり、父兄は子供を支える役割に徹しなきゃいけないこと。たしかに受験が「父兄のためのもの」になったら、一番の被害者は子供だろう。

 第二、子供の才能を伸ばせる環境を与えたいって気持ちと、子供の日常生活を受験一色にさせたくないって気持ちの間で揺れた父兄としての中学受験の経験を率直に記したこと。こんな気持ちの揺れは、小学受験や中学受験を考えてる父兄だったら皆感じてることだろうし、どっちがいいかって問題は簡単に答が出せるようなものじゃないだろうから、動揺や悩みはあって当然だと僕は思う。問題はどう動揺し、どう悩むかなのだ。

 この本のデメリットは次の三点にある。第一、井上さんは子供の自主性を尊重することを強調し、僕もそれは大切だと思うけど、自主性を育てる方法を論じないこと。それをしないで「受験の時期までに……自覚的な子供に育てておくことが肝心」(九九ページ)だっていうのは、ちょっと無責任だと僕は思う。第二、最後の章で井上さんは親のしつけや愛情ややすらぎが大切だって主張するけど、どうしつければいいかとか、どんな愛情のあり方がいいかとか、どうすればやすらぎがある家庭になるかとかいった、具体的なことが何もわからない。だから、一般的すぎて、役に立たないし、目新しくもない。第三、中学受験って枠のなかで井上さんが最善の努力をしたことはわかるけど、中学受験そのものについて何も考えてないように思えること。これは、一見積極的だけど、じつは受け身な態度だ。だから、たとえば、普通の公立学校に通う子供の父兄として学校を変えようとするって選択肢が視野に入らない。ここで僕が問題にしたいのは中学受験っていう選択の善し悪しじゃない。広い視野で教育を考えないと、中学受験の具体的な問題をちゃんと考えることだって難しい、ということなのだ。ちょっと視野狭窄。[小田中直樹]

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紙の本

これでは決められない

2002/01/05 18:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タッケー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中学受験と名づけられた題名を見て、どうしても手にとりたくなる親が確実にいる時代だからこそ、こうした本が出るのだ。だが、この本はあくまでも中学受験を何とか乗り切った親、しかも首都圏に住む親の経験談であり、地方で自分の子供を中学受験させようとしている親にははたして役に立つのか? これでは決められない、と思うのだが。

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2018/11/18 21:46

投稿元:ブクログ

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2022/12/02 12:44

投稿元:ブクログ

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