ダレン・シャン ４ バンパイア・マウンテン みんなのレビュー

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投稿者：Ana　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　はい。ここからまた表紙が変わります。４巻から６巻まで、パズルのような表紙になりますよ。
　さてさて、この巻の題名は『バンパイア・マウンテン』。…そうです。何と！ バンパイアのすみかと言ってもいい所に、ダレン少年達が行きます。残念ながら、ここではエブラはついて行きません。ダレン少年なりの気遣いなのですよ。
　バンパイア・マウンテンには、もちろんバンパイアがいます。ダレン少年にとっては“自分の仲間”です。ただ、ちょっとだけバンパイアの生活になれてきたって感じなので、まだ“仲間”と言うには早過ぎるような気もしますが。
　ここでは“バンパイア総会”という、バンパイアにとってはパーティーみないなのが行われます。
　ただ、ここではダレン少年をなぜ半バンパイアにしてしまったのか、クレプスリーがバンパイアの偉い人…元帥に説明しなくてはいけないのです。そこでダレン少年は、大変な事に巻き込まれるのですが…。

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投稿者：エルフ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前作から8年の時が過ぎたダレン、心の中は青年ですが、外見はバンパイアの血のためまだまだ少年のまま。続けて読むとダレンの外見が変わらない為、なかなか時が経ったことが読者に伝わり難そうですが、ここは著者の上手さ、見た目が子供のためエブラとの関係も微妙に変わっていった事やシルク・ド・フリークでの生活、バンパイアの生き方も様になっている様子を冒頭で触れているので8年という長い時の流れを自然と読者に感じさせてくれています。

今回ダレンは12年に一度のバンパイア総会に出ることになり、クレプスリーと二人のリトル・ピープルと共に過酷な旅に出ることになります。
しかも普通の旅ではなくあえて厳しい方法で行くことが大切な旅のためダレンは傷だらけになりながらも必死でバンパイア・マウンテンを目指します。
その旅の最中ではダレンもクレプスリーも想像しない出来事ばかり。
ハラハラドキドキしながらダレンと共に読者も旅をすることになります。

実は第4巻は１つの物語ではなく、5巻の「試練」へと続く序章のようなものなのです。でも充分この旅も試練なんですけどね。

この巻の魅力は今まであまり語られなかったバンパイアの仲間が沢山出てくることと秘密のベールに包まれていた彼らの生態や性質が見えてくることです。
特に注目したいのが女性のバンパイアの登場ですね。
それとなぜ子供のバンパイアがいないのかもこの巻でわかります。
またバンパイアの高潔さや、仲間に対する忠誠心、彼らの生き様や習性が紹介されていてこの4巻からが本当の意味でバンパイアの物語が始まると言っても良いくらいです。

ミスター・タイニーが予言したことは本当に起こるのか？
血の石とは一体どんなものなのか？
またダレンに与えられる試練とは一体どんな恐ろしいことなのか？

この本を手にとる前に一言注意してあげたいことは必ず5巻を手元に用意してから読み始めるようにということです。
そうでないと寝れなくなりそうなので。

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投稿者：トモエ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ダレン・シャンシリーズ第４巻！！　ダレンがたびにでてから、８年が経った。ダレンとクレプスリーは、バンパイア総会がひらかれるため、バンパイア・マウンテンに行く。そこでダレンをまちうけていたのは…！？

　おもしろかったです。なんか、４，５，６巻が一つのまとまりらしいんですが、これだけでもおもしろかったです。この巻が途中でおわったので、もっと次巻がたのしみになりました。登場人物も内容も充実していますので、オススメします。

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投稿者：郁江　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　シリーズ第4作。8年前にサーカスに行ったことが彼の運命を変えてしまった。半分バンパイヤの少年ダレンは、バンパイヤの集まる山へ向かいます。そこにはどんなヤツが待っているのか、完全なバンパイヤではないダレンを彼らは受け入れてくれるのか？　ダレンを次々に襲う試練とは…ダレンは乗り越えることができるのか？　一緒に旅するあなたも、あまりのすごさに心臓が凍りそうになるでしょう。バンパイヤの山で一体何がおこるのか。

　「ぼくが　僕でなくなっていく」

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投稿者：山村まひろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ダレンが半バンパイアになって８年の月日がたったある日、バンパイアのクレプスリーが「明日からバンパイア・マウンテンに向かう」と告げ、２人はリトル・ピープルとともにシルク・ド・フリークを旅立つことに。

　12年に一度の「バンパイア総会」に集まったバンパイア将軍たちに衝撃を与える、ミスター・タイニーからの伝言とは？
　知られざるリトル・ピープルの謎とは？
　きびしいおきてを守る、ほこり高きバンパイアたちを描く、シリーズ第４弾。


　大勢のバンパイアたちが集うバンパイア・マウンテンのようすや、バンパイアの習性やおきてなどがより詳しく描かれていて、なかなか興味深い。
　４巻から６巻は、ひとつの物語になっているとのことで、ダレンにバンパイアの血をそそぎこんでしまったクレプスリーの処分をめぐって「処刑」という声もあがり、結末は５巻の「バンパイアの試練」へと…。

　４巻には数少ない女性バンパイアなど、新たな登場人物が多数登場して、目が離せない展開になっている。