紙の本
最初の出会いが強烈!
2014/09/28 09:26
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投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当は、「ハルカエイティ」という著者の本を読みたかったのだが、
何故か、最初の出会いが本書であった。
それが、幸か不幸かはわからないが、私の想像をしていた著者像並びに
著書像は、完全に叩き潰されてしまった。
悲劇なのか喜劇なのか、ふざけているのか大真面目なのか、
茶化しているのか、何かを投げかけているのか?
まったく不思議なままに読み進めていくことになってしまったが、
最後の件に、妙に納得することになった。
私のような旧いタイプには、ちょっときつかったが、表面的
な事象よりは、内面的な冷静な目線を置きながら読むと
複雑ではあるが、イイ話なのである。
直木賞候補に上がり、かの米原氏も絶賛したという本書。
文壇も捌けているなあと思ったが、そこはやはりそれ。
由緒ある直木賞である。受賞は・・・・
昨年の「昭和の犬」まで待たなければならなかった。
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モテないどころかあらゆる男性を萎えさせるフランチェス子(美人)は未だ処女。そんなチェス子のXXXに人面痘「古賀さん」が取り付いた!「そんな風だからお前はモテないんだ」と、各国の処女に取り付いてきた古賀さんは説教するが、チェス子はそれでも自分の真っ直ぐな生き方を貫く……。ユーモアの中に皮肉とペーソスを混ぜ込んだ寓話。恋愛に「テキトー」とか「打算」などを持ちたくないあなたに強力にお薦めしたい一冊です。
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なんか、途中でその後の展開が予想出来たりもするし、グロイってか、軽く退く部分もあるけど、おもしろいから一気に読める。
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直接的な物言いに最初は面食らうかもしれないが、読み進めるうちに、いつの間にか引き込まれている。随所に見られる作者独自の女性論、男性論なども興味深い。
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オンナの穴が人面。
いや、私も女なので想像すると怖いですけどね。
けど、結局は自分と他社との関係性なのだよなぁ、痛いほどの。
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なんじゃこりゃ!?って思ってるうちによ読みきってたwたぶん3時間もかかってないんじゃないかな。うーん。なんじゃこりゃwwこの作者姫野カオルコの書いた他の著書も気になる!すごく暇なときにいいと思うww
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な、なんだコレ!下品!!でも(だから)面白い。プッとかふき出しちゃう。ニヤニヤしちゃう。うまいこというなっ!てなる。でもそれだけじゃなくて、何か惹かれてしまうこの話・・・極端だからかも。正反対なものは私にとってイコールだと思うから。冗談が本気とか。とにかくフランチェス子、いいやつ。
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姫野さんの中でベスト3に入るかも。
喋る痣との奇妙な共同生活は、おかしくも、怖くもある。
だけどなんか読み終わると楽しい、幸せな気持になれるんだよね
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「こういうの好きそうだから」つって、会社でこの本を貸し出されている私は何なんだろう、と思いつつ・・・。電車でもカバー付けたまま読みました(カバー裏の解説を、もし目にした人がいたらギョッとしたに違いない)物言いが直接的過ぎるんですが、もうそれすら超越してエロくもなんともないぜ!
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うーん、まぁまぁおもしろかったけど・・下ネタと例え話に頼りすぎていたような気がしなくもない。ちょっと疲れた。
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体に人面瘡ができた乙女フランチェス子さん。
さてその人面瘡の正体は?!
現代人のジェンダーを見つめる醒めた視線って解説にあったけど・・・
そうなの?これ??
でも直木賞の候補だったっていうしなぁ
なんか、ラストまではちゃめちゃだった気が(汗
でも不思議と読後感はいいんだなぁ
この人のほかの作品も読んでみたくなりました
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おもしろかったのですが不思議すぎる話で、様子が自分の頭の中で映像化できない・・・
そういう意味ではちょっと読みにくい話かも。
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修道院育ちのフランチェス子(イタリアはアッシジ出身の聖人フランチェスコの生まれ変わり)は、平成の千葉県犬吠埼に住んでいたが、ある日、おまんこに人面瘡ができてしまう。「おまえはダメ女だ」と朝な夕なに人面瘡から罵倒されつつも、けなげに働くフランチェス子。極北の笑いと奇想天外な物語の裏に、現代人のジェンダーを見つめる醒めた視線が光る直木賞候補作。抜群に面白い姫野カオルコナンバーワン代表作。
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本を読んだら、必ず感想を残して、
アウトプットして行こう、と決めたって
書きにくいという本もやっぱりある。
面白く読んだ、という以外の感想を持ちにくい。
あの結末は、どんな意味があるんだろう。
フランチェス子は救われたのかな?
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のっけからかなり戸惑う。言葉がまさか「受難」という本なのに、そんな種類の言葉の羅列とは。ただし、言葉だけが卑猥なのであって、内容はかなりまじめ。その言わんとしているところを、クソまじめに読み取ろうとすると、頭は混乱。つい途中斜め読み。
自分では決して買わなかっただろうと思われるだけに、
面白かったなぁ。
フランチェス子らの外見的な描写もも少し欲しかった。
いまひとつフランチェス子の人物像が描けなかった。