紙の本
おいしい関係
2021/04/28 15:54
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投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
両想いになったからと言って、一緒にお店を出すと話は別。
お仕事と私生活のバランスは難しい。
それでもうまく折り合いをつけていく百恵ちゃんは、料理人の仕事を
通じて場数を踏んでよりたくましくなっていった。素敵です。
人間の負の部分、子どもの頃の環境が大人になってもずっと
引きずる・・・という部分もしっかりと描いてくれた大切な作品です。
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かなり前の作品だと思います。
私はリアル・クローズを読み始めてから槇村さとる先生の作品に惹かれました。
ただの恋愛漫画ではなく、そして料理漫画でもない。大人の階段を上る女性達へお薦めしたいストーリーです。
ちなみに私が好きなキャラは千代バァです♪
こんなパワフルなカッコいいおばあちゃんになりたいわ(笑)
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全巻読了。ドラマ化してた当時は見てなかったのですが、なんとなく読んでみたらハマってしまった。紙から湯気が、香りが、立ちのぼる!美味しそうな料理、それを作るべく頑張るシェフの人たちの成長物語。ちょっと説教くさい感じはするけれども学ぶものは多くあるかと。社会人2~3年目の人にオススメ。個人的には仕事と私事は切り離さずにうまく立ち回れる人が真の大人だと思う。
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最後の1巻できわどい線をなぞりながらなんとかハッピーエンドに持ち込んだなという印象がある。しかし、ここまでの可奈子さんやミキちゃんの苦しさがリアルで他人事のように思えないからこそ、まずはほっとして読み終えることが出来る。一応、前向きなエンドマークだし。
個人的には、今までほころびを見せなかった織田クンの新しい姿にはっとする。ちょっと広範になってから、スーパーすぎたような印象が強かったから。
全体を読み終えてみると、ずいぶんいろんな思いをさせてくれた作品だったなと思う。僕は4巻の高橋さんのあたりが一番印象が強いけれど、改めて読み直すと、それぞれの登場人物がきちんとそれぞれの思いを抱えて一生懸命生きている姿が描かれていることに気づいた。特に、プチ・ラパンのオーナーや木村クンの強さと弱さは、心に残っている。
折に触れて読み返したくなるドラマ。おもしろかった。
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成功なんて、素質、才能、努力と運、人との出会い方、志のもち方、姿勢、色んな要素の結果でしかない
百恵は「成功という結果」を目指す訳じゃない
夢にとびこむ気でいるだけだ
やりたいからやっていく、と言うんだろ?
それなら少なくとも「失敗」は無いさ
失敗さえ次のヒントでしかないから・・(p.303)