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この本に出てくる木曽駒の千畳敷カールに最後にあがったのはもう15年位前になるだろうか。
その時はシーズンオフのスキーをしに上がったのだけど、何度いってもあそこは雪崩のイヤな感じがするところだと思ってましたが、本を読んでほんとにやっぱり雪崩の通り道みたいなところだったんだなあと実感しました。
そんなところが観光地になってるってところがまたすごい。(○o○)
遭難した人の遺体写真が結構あって異色な感じの本でしたが、山の怖さを知らない人にはこれぐらいでちょうどいいのかも。
雪崩とか天候の、経験からくる直感みたいなものって私もとてもよく納得できるので、そういうカンを持った彼が現場から遠ざかるということで事故が増えなければいいなと思いました。
また、最後のほうに出ていた「不思議体験」シリーズの、人が遭難した場所がわかっちゃうとかそこを掘ったら出てくるのとかって、私も経験あるので(そういう妙な能力があるらしい)とっても親近感がわいたけど、遭難者の幽霊みたいなのに襲われるのだけはパスしたいです。^^;(私はそういう経験はない。)