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紙の本
スイートラブ。
2002/07/22 06:28
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投稿者:aki... - この投稿者のレビュー一覧を見る
繊細で無垢な家出少年・雅人と、彼をひろったゲイバーのオーナー・匡の恋。
ふたりの視点から物語が進んでいくので、恋のせつなさやもどかしさがまるまる伝わってきます。ちょっと不器用で煽るようなもどかしさがよかったです。
しだいに匡にひかれていく雅人。“自分にとって匡が特別な存在であるように匡にとって同じ存在になりたい”とねがう雅人がけなげでかわいいです。
門地かおりさんのイラストが、物語の魅力をますますひきだしていて、どきどきものです。
紙の本
言葉の足りない2人。
2002/05/16 14:10
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投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
複雑な家庭事情から、家族から疎まれ、行き場のなかった雅人が、とうとうやりきれずに家を飛び出したことから知り合う匡。
ゲイバーのオーナーをつとめる美形で優しい匡。
本当はどちらもが好意を抱いていくのに、かたや、雅人は、母親からも疎まれる、何も出来ない自分に落ち込み、匡の挨拶のようなスキンシップに特別意識してしまうことに落ち込み、黙り込んでしまい、匡は、ノンケの雅人に手を出してはいけないと、勝手に自らをいさめ、内心では理性を押し殺すのに必死になっているのに、あくまで態度はポーカーフェイス。
言葉の足りない同士の二人のもどかしい恋愛が、門地さんの可愛らしいイラストによく合っていた。
ただ、家出して、すぐにイイ人に拾われて、そこで自然に可愛がられるながらも、従業員の中には快く思わない人間もいたり、というあたり、都合のいい展開に思えたり、ベタな展開に思えたりしてしまう書き方や、せっかく盛り上がりの展開になっても、結構サラリとその盛り上がりを無視するかのようにあっさり書き進めてある書き方などが、私的に気にかかったのと、二部構成で、どちらものラストがどことなく物足りなさを感じたあたりが残念。
紙の本
考えすぎて
2002/05/29 20:51
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投稿者:ソトネコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲイであるオーナーはもちろんカミングアウトしているが最初の恋で痛い目にあっている。家庭的にうまくいってない雅人と彼の恋愛はぎこちないが確実に成就していく。自分自身のなかにキズを持つもの同志の恋愛を横目でハラハラしながら眺めるという仕組みになっている。この話のなかで雅人の母親の立場が連城三紀彦氏の小説を彷彿とさせる。またp93の門地かおり氏のイラストはロマンティックエロイズムがあふれている。2話にわかれているが、1話にまとめてもう少し内容の深い話になればよかったっと思う。せっかくゲイの人たちをあれだけえがいてるのだから、もっと社会性を帯びた内容も取り入れたほうがより大人には読めたと思う。
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