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鋼の錬金術師(ガンガンコミックス) 27巻セット みんなのレビュー

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

全てがつながっている

2016/02/19 23:59

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひな - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初はコメディ調なファンタジー?という印象ですが、序盤から目まぐるしく展開が進んでいきます。
錬金術や人造人間など話がとても上手く作りこまれ、家族愛や人の絆、兄弟の成長が表現されています。
何と言っても一巻の一話から最終巻までどこにも無駄がなく、全てが完璧に繋がっています!それが分かるのは本当に最後です。絶対に買って損はないです。

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その力、神か悪魔か。

2005/05/25 02:56

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bは本好きのb - この投稿者のレビュー一覧を見る

エドワード・エルリック。国家錬金術師。
機械鎧で作られた右手左足のその身体から、二つ名を「鋼」という。
アルフォンス・エルリック。
「鋼の錬金術師」の弟にして、その魂を甲冑に宿らせた少年。
二人の兄弟が、禁忌を犯して失った、兄の手足と弟の身体を取り戻すため
錬金術の秘法「賢者の石」を求め旅する物語。
彼らが旅の中で出会う人々は強く、弱く、美しく、醜く、善良で、悪人で、人間であり、そして人間でない。
二人は人々をその錬金の力で救済するが、それ以上に救うことができない。
物語の中で登場人物たちは無情なまでに死んでいき、少年たちを無力感で包む。
しかしそれでも前に向かって進んでいく、その姿勢こそがこの作品の最大の魅力だ。
賢者の石を巡る、国を揺るがす陰謀。
暗躍するヒトでないモノ、ホムンクルス。
禁忌とされた人体練成に、隠された秘密。
その先に彼らが見るものは——。

「だけどなおれたちは、悪魔でも、ましてや神でもない。
人間なんだよ!!たった一人の女の子さえ助けてやれない!
……ちっぽけな人間だ……。」

「一瞬でも人間だった。俺が作って死なせてしまった…人間だ。」

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シリアス&コミカル。

2004/01/29 21:27

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アヴェリス - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、ファンタジー系の漫画・映画がブームですね。
錬金術も魔術等と同じ魔法の様なものです。
でも実際の錬金術は
もっと地味なものかもしれませんが。
それを魔法みたいにパッとやってしまう。
これはある意味でスゴイ!!

漫画の内容も時折コミカルに、
時折シリアスに。様々に変化します。
それがあえて面白いのかも!
最近では珍しいカタチの漫画です。

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「万能」ではない魔法使い。

2004/01/06 19:42

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KBN1215 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 わたしは「ファンタジー」が好きなのだ。小説でも漫画でも。

 わたしが、この物語に惹かれるのは、万人が最善を尽くしても尚、あらゆる人が幸せにはなれるとは限らない。そのことを描いているからだ。
 ましてや最善を尽くす人は少なく、その力を持つだけの人さえも貴重なのだから。

 物語の舞台は、近代ヨーロッパ風の架空世界。タイトルは主人公の二つ名であり、彼、エドワード・エルリックは「錬金術師」である。ゲームやコミック、あるいは正統派のファンタジー文学ファンか、ヨーロッパ史に詳しい人以外、馴染みある職業ではないように思う。
 言葉通り「黄金を錬成」する者を指し、オカルトめいた本では頻繁に登場する。実際には、黎明期の科学者であったという。黄金を生むために行なった様々な物質の研究から、現代の科学的な物質の多くが発見されてもいる。魔法的な印象が強いのは、そうした面々も数多くいたことと、当時は科学的な理解が極めて低い。実験の過程は、魔術以外の何物にも映らなかっただろう。
 この世の物質を理解し、それを組み立てるのが錬金術師の概念であったが、この作品中でも「錬金術」は同様に扱われる。
 錬金術では、無から有を生じることは出来ない。
 つまり、石からは石を。木からは木を。確固たる法則に縛られ、一見して魔法のような現象は、科学的知識を持つ者の目には、原子や分子を並べ直し、新たな物質を生み出すに変換される。
 この原理は、この物語では繰り返し「等価交換」という言葉で説明されている。
 
 エドワードは若干15歳の少年で、彼と彼の弟が自ら起こした事件により、片腕片足を失い、機械製の義肢で補っている。それが「鋼」の所以だ。彼の弟も錬金術師だが、エドワードより残酷な犠牲を支払った。五体すべてを失った。魂だけが兄の手で辛うじて「錬成」されて、今は巨大な鋼の鎧…無論、中味は空っぽ…として生きている。
 彼らの負った傷は、誰かに押し付けられたものではない。彼らの身体は、他人の手に奪われたのではなく、彼らが選んだ道の先にあった結果だ。
 そして、「等価交換」。
 エルリック兄弟が「錬成」したかったのは、彼らの母。これも、病による死であり、彼らに架せられた宿命では、なかった。ただ、母の復活を望み、行なった錬金術は失敗に終る。
 その結果、残ったのはエドワードが見た「真理」。そして、大きな傷である。自分達の身体を取り戻すための研究の旅を、彼らは続けている。 

 錬金術は魔法ではないし、万能ではない。
 失われた命は、恐らく物語の終焉に至っても甦ることはなく、何かを得る度に失う旅になるのだろう。

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