サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

図説異星人 A pictorial history of American SF magazines みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

奇怪で魅力的な異星人のオンパレード。見ているだけで楽しくなるSFイラストレーションの集大成

2002/07/03 18:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:平岡敦 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「SFは絵だねぇ」の名言をキャッチフレーズにして、SF雑誌イラストレーションの魅力を縦横に語った「野田コレクション」シリーズ。本書は『図説ロボット』『図説ロケット』に続くその第3巻である。

 宇宙人でもなければエイリアンでもない、「異星人」というこのアナクロチックな呼び名ほど(ワープロでも一発では変換されないくらいだ)、けばけばしいパルプマガジンの表紙を飾った異形の地球化外生物にふさわしいものはないだろう。それに「異星人」は何といってもSFの華、画家にとっても自らのイマジネーションを発揮するには恰好の題材だ。そんなわけで、ここには奇奇怪怪で荒唐無稽な生き物たちが、ところせましと跋扈している。

 冒頭を飾るのは、もちろんH.G.ウェルズの『宇宙戦争』。この作品は、地球人とはまったく異質な生物としての「異星人」をイメージした最初の思考実験として、近代SFの嚆矢というべき作品である。重力の低いために脚が細く、知能が高いので頭ばかりが大きくなった「タコ型」火星人の姿は、なるほど異なった環境のもとではこんな高等生物の進化もありうるかもしれないと納得させられるに足るものだった(よく考えれば、こじつけがましいのだけれど)。

 こうして、ひとたび発想の転換が起これば、あとはいくらでもイマジネーションは湧いてくる。昆虫のような異星人、鳥のような異星人、蛇のような異星人……いや、ほかにも言葉ではとうてい表現できないグロテスクな怪物が、肌もあらわな美女に襲いかかるお定まりの構図は、まさにSF画の真骨頂だ。ここに並べられた絵の数々を眺めていると、SFの本質はやはりセンス・オブ・ワンダーにありとあらためて思い至る。 (bk1ブックナビゲーター:平岡敦/大学講師・翻訳家 2002.07.04)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2014/08/14 20:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/03/03 18:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/05/07 16:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

4 件中 1 件~ 4 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。