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前作に比べてソフトよりに新たな問題を提起しています。
メディアは一過性で問題が少しでも古くなれば報道しませんが、追記として新しい情報を加味しており、非常に役立ちます。
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日本が抱える問題、危機について知りたくて読書。
10年前の本であるが現在も引きずる問題を大手のマスコミやニュース報道とは異なる切り口で知ることができる。
まだ拉致を正式認めて一部の被害者の帰国が実現する前の話なので当時の世相を読み取ることができ興味深い。
各章末の追記や再追記があり読みやすい。
特に在日朝鮮、韓国人問題と公明党の問題をこれだけ突っ込んで説明できる人はいないのではないかと思う。とりわけ公明党の問題は多くのジャーナリストが口を重くする傾向が強いと思うから。
もっと日本人はマスコミで報道されないことを能動的にする努力が必要な時代なのかもしれないと感じる。
読書時間:約1時間10分
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20世紀末の諸問題を丹念な取材で辛らつに描いた
櫻井よしこの時事批評エッセイ。
時事問題は最新のを読まないと
あんまり意味ないかと思いきや、
7年前を振り返らせながら
「ああ、こんな問題あったなぁ」
「この部分はだいぶ改善されたな」
「なんにも変わってないじゃん、ニッポン…」
といろいろ考えさせてくれる。
こんな堅苦しい話題、新聞じゃ読みもしないのに
こういう本になるとすらすら読めるから不思議。
櫻井先生の文章力の賜物かしらん。