サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

一億三千万人のための小説教室 みんなのレビュー

新書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー104件

みんなの評価4.0

評価内訳

100 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

小説をじっくり考えるために

2008/05/27 22:52

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書のはじめのところで高橋さんもいうように、世の中に、小説を書くためのいわゆるマニュアル本はたくさんある。しかし、本書は、そうした本とはまったく異なる性質のものなのだ。なんといっても、かんじんの「小説」という言葉の意味が、世の中にあるマニュアル本とは、まったくちがっているくらいなのだから。本書には、いわゆる技術の解説はまったくないし、むしろ禅問答を思わせるような「鍵」を手がかりに、ひみつだらけの小説というものに、すこしずつ、しかし着実に迫っていくかのようである。

そして本書は、マニュアル本ではなく、タイトルにもはっきりと示されたように「教室」なのである。先生である高橋さんは、いくつかの「鍵」を示したり、あるいは、素晴らしい小説の一節をそっと手渡してくれる。それでいて、小説を書くということそれ自体からは遠ざかることを進める仕方で、おそらくは逆説的に、そのような仕方でしか伝えられない小説のひみつを、読者本人に探り当ててもらおうとしているかのようなのだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

学び方の本です

2003/06/08 02:24

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:詠み人知らず一丁目 - この投稿者のレビュー一覧を見る

学び方、物事のわかり方を学ぶための良い本です。

学ぶということはどういうことか。
小説の書き方に限らず、あらゆるものに通じる学ぶ姿勢というものを教えてくれます。
自分が知らない領域に取り組もうとしたときは、こういう姿勢で取り組みたいと思うし、
そういう人を導く立場にあったときは、こういう姿勢で取り組むことの大切さを伝えたいです。

自分なりに要約してみます。
・飛んできたメッセージは全て受け止める。わからないところも漏らさない。いやな所も漏らさない。
・受け止めたメッセージを理解しようと努める。わからないところも努める。いやな所も努める。
・まねでも何でもいいから自分でメッセージを出す。
以上。
極めて言葉足らずなので、とりあえず本書を読んで理解してください。

あと、小説の書き方なんて学ぶものではないなと思った次第。
小説の書き方解説本なんて読んだことのない人間の意見ですが。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これは文章読本ではない

2002/07/23 18:27

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:猫木 - この投稿者のレビュー一覧を見る

これはよくある文章読本でも、作家予備軍のための指南書でもない。平明な文体だが、かかれていることはむしろ作家であることの不可能性、とでも言うようなものだ。これを読んで、まだ作家というものに憧れていられるとしたら、それはずいぶんとお気楽な読者である。それほど厳しいことを書いているのだよ、実は。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これが小説だ。

2002/06/26 02:33

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちひ - この投稿者のレビュー一覧を見る

岩波新書なのに「★5」である。これには理由がある。

2001年放送のNHK「課外授業 ようこそ先輩」で小学生に「小説の書き方」を教えていた高橋源一郎が…、

デビュー作である『さようなら、ギャングたち』で詩の教室やその先生や生徒との心温まる(?)やりとりを描いていた高橋源一郎が…、

『官能小説家』で赤い髪の女の子に美男子が小説の書き方を教えている場面を描いていた高橋源一郎が…、

…ついにこんな本を書いてしまった。(>_<。)

…ええ、ある意味、わたしはこういう本を待っていました。

小説の書き方を手取り足取り教えてくれてるのに、しかも読んでるときは本当に「うわあ、ためになるなあ! ほんとに書けそうだ!」と思えるのに、…読了後にいざ「小説」を書き始めたら全然書けなかったり、書けたとしても「わたしってこんな“小説”が書きたかったのかしら?」と落ち込んでしまったりする「小説の書き方」の本とは全然違うアプローチの、真性「小説教室」の本です。わたしはこういうタイプの「小説教室」の方が断然好きです。

小説が書きたい! と思っている方にはもちろんおすすめです。
アタマを別の角度からどつかれてみましょう。

高橋源一郎の新作を待っていたヒトにもおすすめです。
彼が『さようなら、ギャングたち』や『ゴーストバスターズ』や『官能小説家』を書いた必然性がわかると思います。

やっぱりこの人は、「書くべくして」というやり方で小説を書くヒトなんです。しかも、「書くべくして」というやり方じゃなければ書けないヒトです。前々からずっと感じていたけれど、この本を読んでそれがまた改めてわかったような気がします。

読んだ方はたぶん読了後に間違いなく気づくと思いますが、ネタバレではないので あえて言いますと、この本は「小説教室」という体裁を取って岩波新書から刊行されているのに、なのに、実は、最初から最後まで小説なんですね。

だから「★5」なのですよ。(^▽^)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

小説教室

2020/02/06 22:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説とはどういうものなのか、について教えてくれる本。最後の様ざまな作家の文章について、高橋源一郎が書いているのが貴重。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/09/29 23:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/11/10 14:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/06/14 03:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/05/18 10:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/09/19 23:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/02/02 13:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/11 16:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/09 18:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/17 21:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/20 07:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

100 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。